要旨
2018 Gold Wingのデザインをおこなうにあたり,次世代のお客様となるGeneration Xの価値観にも合致するよう,軽量コンパクト,モータサイクルらしさ,先進性,上質さをデザインキーワードとして掲げた.これらを通じて,乗り手が大人の余裕をスマートに魅せることができる,スタイリングデザインを目指した.スタイリングテーマには,「Styling with Refined Sharpness and Tension 洗練された鋭さと緊張感」を掲げた.このコンセプトには,トップアスリートが持つ,ぜい肉を削ぎ落として極限まで鍛え上げた力強いボデーや,その内側に秘められた身体能力のような,外からは見えない部分の持つ魅力をも表現したい,という想いがあった.さらに,Hondaが生み出すモータサイクルの,最上位に位置するモデルであるGold Wingにふさわしい,威厳,プレミアム感,上質さを表現することに拘った.これらの想いを,各デザインスケッチ,モデリング,パーツの細部まで注ぎ込み,その魅力を次世代につなぐべく,Gold Wingのスタイリングデザインを完成させた.
参考文献
- (1) 会田樹穂子,中西豊:2018 Gold Wingの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.30 No.2, p.1-14
- (2) 岩田秀和:2018 Gold Wingのスタイリングデザイン -クレイモデル-,Honda R&D Technical Review, Vol.31 No.1, p.11-17
- (3) 澤邊昭博: 2018 Gold Wingのスタイリングデザイン -パワーユニット-,Honda R&D Technical Review, Vol.31 No.1, p.28-33
- (4) 栗城大亮:2018 Gold Wingのスタイリングデザイン -ライティングシステム-,Honda R&D Technical Review, Vol.31 No.1, p.34-39
- (5) 桒原直樹,三代純平:2018 Gold Wing用ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.30 No.2, p.44-49
- (6) 横田洋,野島悟,薗田豊,大﨑裕介,紺谷昌弘,山崎覚:2018 Gold Wing用水平対向6気筒パワーユニットの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.30 No.2, p.15-28
- (7) 平山琢,横川幸生,藤本靖司:2018 Gold Wing用7速DCTの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.30 No.2, p.29-35
- (8) 桂川碧:2018 Gold Wingのスタイリングデザイン -カラーリング-,Honda R&D Technical Review, Vol.31 No.1, p.18-27
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 収録 (1 - 10)
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引用情報
佐藤 靖博, 脇田 展孝.
2018 Gold Wingのスタイリングデザイン
Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 pp.(1 - 10)2019.
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