Honda SENSING 360+、Honda SENSING 360前方交差車両警報

技術の概要

見通しの悪い交差点での安全をサポート。

前方交差車両警報は、コーナーレーダーで接近する交差車両を検知し、衝突の危険をドライバーへお知らせする機能です。見通しの悪い交差点での安全運転をサポートするため、停車からの発進時や徐行時に、左右前方から接近する交差車両の情報をドライバーに知らせることで、衝突回避の運転操作を促します。

技術のしくみ

交差車両の接近を知らせることで衝突を防ぐ。

見通しの悪い交差点で、接近する交差車両の検知を可能にするのが、車両のフロントバンパー内部に新たに追加された2台のコーナーレーダーです。自車が停止しているときは、「情報提供」を表示し、車両が接近していることをドライバーに通知。自車が低速で動き出し、衝突の可能性が高くなった場合は、「警報」を発してドライバーに回避操作を促します。

技術のはたらき

コーナーレーダーで交差車両を認識し、
交差車両との衝突危険を予測

コーナーレーダーで交差車両を認識し、交差車両との衝突危険を予測

交差車両が接近している場合、ドライバーに
ヘッドアップディスプレーで表示し、情報提供

交差車両が接近している場合、ドライバーにヘッドアップディスプレーで表示し、情報提供

衝突の可能性が高い場合、音と表示による警報で、
ドライバーへ回避操作を促す

衝突の可能性が高い場合、音と表示による警報で、ドライバーへ回避操作を促す

「情報提供」は、ヘッドアップディスプレーとナビ画面(マルチビューカメラシステム)に表示されます。オレンジ色の矢印()が示す方向で、左右どちらから車両が接近しているかをドライバーへ通知します。万が一、交差車両に気づかず、停止状態から発進操作を行う、もしくは徐行しながら進入しようとし、衝突の危険性が高まった場合は、表示と音、メーターへのポップアップで「警報」を行うことで衝突回避を促します。

Hondaのこだわり

交差点事故のうち、原因の大半(80%以上)を占めているのが、「交差車両の見落とし」とされています。レーダーを追加したことにより、交差車両を遠方から検知できるようになり、ドライバーにいち早く危険情報を提供することが可能となりました。

※「ITARDA_info56_出会い頭事故における人的要因の分析」交通事故総合分析センター(2005)を参照

【動画】機能紹介<CG>

ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては、作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。

車種や発売時期によって本ページの説明とお客様所有の車両の機能が異なる場合があります。 実際の機能は取扱説明書をご確認ください。

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