「素足で歩ける砂浜を次世代へ」をスローガンに、2006年から続くHonda主催の環境保全活動「Hondaビーチクリーン活動」。ゆったりとした活動風景とLofi楽曲を組み合わせ、2時間の作業用動画を制作しました。
Hondaビーチクリーン活動とは
「素足で歩ける砂浜を次世代へ」という想いのもと、2006年から全国各地の砂浜で展開してきたHondaビーチクリーン活動。Hondaが独自開発したビーチクリーナーと地域の皆さんの手で、美しい砂浜を取り戻す活動です。
これまで全国300カ所以上の砂浜で実施され、年間7千人を超える地域の皆さんとHondaグループの従業員が参加する活動へと成長しています。
「Hondaビーチクリーナー」は、砂浜での走行に適したHondaのATV(全地形走行車)で独自開発した機材(クリーナー)を牽引し、ゴミを回収するHondaオリジナルのシステムです。クリーナーの構造は軽量・シンプルでありながら、何度も試作を繰り返したアイデアの塊。砂浜の生き物には影響を与えない設計になっています。
穏やかに広がる砂浜で、1日かけて清掃活動を行う風景。一見のんびりしているように見えて、その内面では「美しい砂浜を次世代に残したい」という熱い想いを持った人々がいます。
ビーチクリーン活動担当者コメント
Hondaのビーチクリーン活動では、独自に開発した清掃用機材も活躍しますが、基本はあくまで「人の力で拾うこと」です。 参加者が汗を流し、協力しながら砂浜をきれいにすることで、その美しさと喜びを実感できます。この体験を通じて、「ごみを捨てない、見つけたら拾う」という意識が自然に育まれます。
この活動で次世代に伝えたいのは、安心して素足で歩ける砂浜と、美しい自然を守ろうとする心です。活動しながら環境について考え、仲間と協力する経験は、一人ひとりの意識をより高め、地域の自然を守る行動へと広がり、やがて大きな力となって未来へつながります。
そして、いつの日か美しい砂浜が当たり前になり、ビーチクリーン活動が必要なくなることを目指して、活動を続けていきます。
Honda 作業用動画担当者コメント
美しい砂浜と環境を守る活動の映像に、心地よい波の音、機械の音、そして人々の温かい想いを音楽で表現したLofiサウンドを重ねることで、穏やかでありながら前向きな気持ちになれる作品を目指しました。
自分の目標に向かって頑張るとき、疲れて一休みするとき、気の置けない仲間と過ごすとき、人それぞれさまざまな時間のお供として使ってほしいと思っています。
アーティスト プロフィール/コメント
<アーティスト>
TSINGTAO
Composer, Arranger, Lyricist, Drummer
ドラマー出身の音楽プロデューサー/ソングライター。身体性のあるリズム感と立体的なグルーヴを軸に、トップラインからトラックメイク、作詞まで一貫した制作を行う。MISAMO(TWICE)、JO1、&TEAM、Kep1er、なにわ男子、Kis-My-Ft2、Da-iCEなど国内外のアーティストへ楽曲提供を行い、プラチナ/ゴールドディスクを10曲以上、オリコン1位も多数獲得。幼少期のアメリカ滞在やスウェーデン、UK、カナダ、韓国、タイ、台湾でのセッション経験を通じ、多文化的な視点を培う。R&B、Soul、Hip-hop、Discoといったブラックミュージックをルーツに、“踊れるPOPS”の世界基準を追求しながら、アーティストとの対話を重視したチーム型プロデュースで、“日本発・世界水準”のポップスを創り続けている。
X:https://x.com/tsingtao_drums
Instagram:https://www.instagram.com/tsingtao_drums/
<コメント>
浮かんだアイデアや音たちを、まるで机の上を片付けるように並べ替え、不要なものは思いきって退かし、本当に響かせたい音だけを残して“ひとつの曲”をつくる──そんな音楽制作の工程と、今回コラボしたビーチクリーナーの「綺麗にする」というテーマは不思議なほど重なって見え、いろんな仕事や生活にも通じる大切な感覚を改めて思い出させてくれました。
今回は、ビーチクリーナーが奏でる独特のリズムや波の音をサンプリングして、レトロなLo-fiチルのトラックに落とし込みました。美しい映像と共に楽しんで聴いていただけましたら幸いです。