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対戦結果

対戦結果

第83回 都市対抗野球第二次予選南関東

6月5日(火)
試合会場:県営大宮公園球場

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Honda 1 1 0 0 0 0 1 2 0 5
日本通運 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2
バッテリー Honda 日本通運
投手:櫻田-河原井

二塁打
三塁打
本塁打

第一代表決定戦で日本通運を5-2で破り、9年連続27回目の都市対抗出場決定!!
・先発は櫻田。櫻田は直前のOP戦で本来の調子を取り戻し、ストレートのスピードは140キロを越え、変化球のキレも好調時に戻っていて、この大事な第一代表のマウンドも期待を背負っての登板となったが見事、期待通りのピッチングをしてくれた。初回、内野ゴロ3つの3者凡退のスタートを切り、2回も四球とヒットで、1死1・2塁のピンチを背負うものの、後続をダブルプレーに切り、無失点に抑えた。2点リードで迎えた3回、ヒットと送りバントなどで2死1・2塁とされ、続く打者にライト前タイムリーヒットを浴び1失点をするが、ここで踏ん張り、何とか最小失点に抑える。4回も2本のヒットを浴びるが、粘り強いピッチングで後続を抑える。そして、日通戦での課題である後半も5・6・7回と危なげないピッチングで失点を許さない。8回先頭打者に二塁打を打たれ、続く打者を一塁ライナーで抑えたところで降板するが、結局7回1/3を100球8安打1四球1失点に抑えるナイスピッチングであった。櫻田は四球と球数が多いことが去年からの課題であったが、今日はそれを見事にクリアし、1四球しか与えないピッチングを披露した。8安打されても四球が少なければ、1失点しかされないことを本人が今日の登板で自覚できたのではないかと思う。今日のようなピッチングをぜひ今後も続けて、筑川を抜くエースとして今後も頑張ってもらいたい。
・2番手は河原井。前戦のJFE東日本戦でも好リリーフを見せ、今回も火消し役として十分に頑張ってくれた。持ち味と140キロ中盤のストレートと、鋭く曲がるスライダーのコンビネーションで8回1死2塁の場面かの登場であったが、後続をライトフライ、三振に仕留め、日通に得点を与えない。9回1死満塁のピンチを招き、続く打者のセカンドゴロの間に1失点するも最後の打者を1塁ゴロに仕留め、見事勝利を収めた。

・打線はキャプテン多幡が存在感を見せ付ける4安打を放った。初回の先取点の一打と、7回の3点目の一打は、さすがの一言で、東京ドームでも大いにキャプテンの一打に期待したい。
・他打者も上記の成績で、小手川、長島の長打も利いた。

また、最後にこの勝利は、チーム一丸となって掴んだ結果である。試合に出れなかった選手は悔しい思いであるが、それぞれの役割をしっかりと果たしてくれたからこの結果となった。もちろん、東京ドームに誰が立ってプレーするかはここから1ヶ月の勝負である。スタートラインは確かに同じではなく、これまでの結果を出している者が前にいる。これは仕方がない。しかし、今回試合に出れなかった選手、結果が出なかった選手等がいるが、ぜひ、この選手たちの奮起に期待したい。