-
すべての基本となる運転姿勢について、現状のコンディションでの確認が重要となります
-
車両や装置の確認だけでなく、死角の再確認は、実際に運転する際にとても大切です
-
身体状況に合わせた補助装置付車両で訓練を行えます
-
左足アクセルなどの装置の操作に慣れることも運転復帰への大事な一歩です
-
パイロンを用い車両感覚やハンドル操作などの基本練習から始められます
-
縦列駐車、車庫入れなど患者様の不安なところを重点的に訓練することも可能です
-
インストラクターだけでなくセラピストの方やご家族も同乗できます
-
万一のために助手席ブレーキペダルが付いた専用車で訓練を行うので安心です
※「医療法人社団 明芳会 介護老人保健施設クローバーのさと イムスケア カウピリ板橋」のみなさまにご協力いただき撮影を行いました。
運転者の状態に合わせ現場でメニューを調整していきます。
不安なところ、わからないところなどを重点的に体験いただくことも可能です。
●走行準備(運転姿勢、車両・装置確認、死角確認など)
●車両等の感覚(ミラーの調整、車両感覚、車輪感覚、慣熟走行など)
●ハンドル操作 (狭路走行、内輪差、直線バックなど)
●バック走行(縦列駐車/車庫入れ、切り返し方法、袋のネズミ体験など)
●ブレーキの感覚(目標停止(40〜80km/h)、緊急停止(40〜80km/h)、反応制動など)
●低μ路危険体験(ABS体験(40〜80km/h)、ブレーキ回避(40km/h)など)
「クルマを運転するのは7ヵ月ぶりのことです。病気になるまでは、ほぼ毎日運転をしていました。今日は『本当に運転できるのだろうか』という不安もありましたが、『久しぶりに運転できる』という期待もありました。今日は前進のみでしたが、次はバックや車庫入れの練習をして、よりスムーズな運転ができるようになりたいと考えています。公道で事故は起こせませんから、このように安全に運転を練習できる施設とプログラムがあって良かったと思います。今後に向けて自信がつきました」
ブレーキングでは最初30q/hで直線コースを走行し、指定されたパイロンを通過したらブレーキを掛け停止したり、指定されたパイロン通過後にウインカーを出した後に停止。速度40q/hで同様のことを繰り返す。最後は信号機の色によって左右いずれかのウインカーを出し、車線変更した後に停止する。パイロンスラロームでは、パイロンの間を一定の速度を維持しながら走行する。
大都市圏以外の公共交通機関が整備されていない地域では、クルマが運転できないと、
病院への通院を含め生活自体が成り立たないケースも多く存在します。
そうした地域に暮らす患者の方にとって、退院後に運転を再開することは生活に必要な条件の1つといえます。
Hondaは「もう一度クルマを運転したい」と希望されているリハビリ加療中の方を支援し、いつまでも楽しく
安全に運転を続けていただきたいと考えています。
お問い合わせ
本田技研工業株式会社 安全運転普及本部 TEL:03-5412-1736 FAX:03-5412-1737