モバイルパワーパックの目指す世界について
コンセプト
移動と暮らしの明日を変えていく
Hondaが、なぜ電動スクーターのバッテリーパックを交換可能にしたのか。
それは、充電の時間にしばられないようにするため。
さらには、必要な時に必要な場所で電気が使えるようにするため。
モバイルパワーパックは、モビリティーの動力源としてだけではなく、
人々の暮らしがクリーンで安全なエネルギーで満たされる、
そんな明日を見据えて開発されたのです。
3つの特徴
1. 持ち運び可能でマルチユース
持ち運び可能で、着脱出来るバッテリー。
電動モビリティ利用に加えて、様々な機器の動⼒源や、家電の電源に使用するなど、マルチユースが可能。モビリティの動力として使う場合、バッテリー交換ステーションで充電済みのバッテリーと交換することもできるため、充電時間や航続距離といった課題を解消するサービスも提供しています。
Hondaの電動バイクやポータブル電源への供給に加え、建設機械メーカーや農業機械メーカーへの供給も開始し、モバイルパワーパックの適用拡大の可能性を探索しています。
2. 信頼と安心のバッテリーパック
世界中にモビリティをお届けするHondaには、さまざまな使用環境に対応するための厳しい基準とノウハウがあります。
モバイルパワーパックにもHonda 専用開発の安全及び高耐久性設計を採用。
これまでの電動⾞開発・販売の実績と経験に基づき、振動・衝撃を緩和する構造を有し、且つ 日常の電磁波から万一の誤作動を防止する機能を有しています。設計面では劣化を抑制し、安定した性能を長時間維持する熱マネジメントと充放電制御を駆使し、急激な温度上昇を起こさないような配慮をしています。
3. 頭脳を持ったバッテリー
複数のICを内蔵したバッテリーマネジメントユニットを搭載。
万一、異常が生じた際、入出力の制御を自分で行うだけでなく、異常が生じた時刻や搭載機器の状況などをメモリに記録します。メモリには、充電頻度や搭載機器の運転データなどを記録することもでき、充電時に外部機器に送信することで、データを活かしたさまざまなサービスを提供できます。更に内蔵する制御ユニットによって、⾃身の状態を判別し、起きた事象を記録して外部に伝えることができます。
Honda Mobile Power Pack e:を使った
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