日本国内の環境取り組み報告

日本国内の環境取り組み報告

基本的な考え方

Hondaは、北米地域、南米地域、欧州地域、アジア・大洋州地域、中国地域、日本地域の世界6極体制で企業活動を行っています。そして各地域では、グローバル全体で共通の考え方の下に環境経営を推進しています。
グローバルでの考え方はグローバルサイトをご覧ください。

環境負荷低減にむけたグローバルでの対応の考え方

Hondaは、2020年10月には、「2050年カーボンニュートラルの実現」をめざすことを、2021年4月には「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現に向けて「2050年にHondaの関わるすべての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラルをめざすこと」を公表しました。この長期的な目標を達成するため、従来掲げていた「TripleZERO」を超えたより高い取り組みの方向として、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」、この3つを1つのコンセプトにまとめた「TripleActiontoZERO」を掲げ、2050年に向けてのロードマップ策定を進めています。

TripleActiontoZERO

TripleActiontoZERO
TripleActiontoZERO

カーボンニュートラルにむけた日本での取り組み

企業活動に関する取り組み

Hondaは2024年度の環境取り組み計画において、気候変動・エネルギー問題への対応に関しては、製品ライフサイクルの観点で企業活動全体の取り組みを強化していきます。

温室効果ガス排出量

  • 温室効果ガス排出量
    温室効果ガス排出量
  • 【集計対象範囲】
    日本国内のHondaグループの連結会社、関連会社すべて

    • 温室効果ガス算出方法は、主に経済産業省・環境省(2013)、"温室効果ガス排出量算定、報告マニュアルVer.3.4"とWRI/WBCSD(2004)、"The Greenhouse Gas Protocol(Revised Edition)"を参照
    • 購入電力からのCO2排出量は、電力会社ごとの最新の係数をもとに算出
    • 主に固定源からの温室効果ガス排出量

エネルギー消費量

  • エネルギー消費量
    エネルギー消費量
  • 【集計対象範囲】
    日本国内のHondaグループの連結会社、関連会社すべて

    • 購入電力は、日本国内に関しても3.6[GJ/MWh]でJ(ジュール)へ変換
    • 主に固定源からのエネルギー消費量を算出
    • 単位のTJ(テラジュール)とはエネルギー単位で、テラは10の12乗

製品に関する取り組み

当社の製品への取り組みは、日本とグローバルを一体として進めております。グローバル全体の説明につきましては、こちらをご参照ください。

Honda ESG Report 2025|P24 気候変動

リソースサーキュレーションにむけた日本での取り組み

廃棄物に関する取り組み

Hondaは2024年度の環境取り組み計画において、資源の効率利用に関しては、3R(リデュース・リユース・リサイクル)のさらなる進化を進めていきます。

廃棄物等

  • 廃棄物等
    廃棄物等
  • 【集計対象範囲】
    日本国内のHondaグループの連結会社、関連会社すべて

    • 社外直接埋立量の%は重量を基準に計算
    • 社外直接埋立量は重量ベースで総発生量の0.01%以下
    • 廃棄物発生量には、有価物を含む

水資源の保全

Hondaは自社の企業活動が上流・下流の水資源に影響を及ぼす可能性を認識し、「水資源の保全」にも注力しています。取水量を管理するとともに、排水については水質管理を徹底し、水質検査の結果を開示するなど十分な管理と適切な情報提供に努めています。
また、水使用量の最小化に向けて、各事業所でリサイクル水の活用や節水など地域の事情を踏まえた取り組みを推進しています。

水資源使用量/排水量

  • 水資源使用量/排水量
    水資源使用量/排水量
  • 【集計対象範囲】
    日本国内のHondaグループの連結会社、関連会社すべて

    • 排水量は推計値を含む

製品に関する取り組み

当社の製品への取り組みは、日本とグローバルを一体として進めております。グローバル全体の説明につきましては、こちらをご参照ください。

Honda ESG Report 2025|P50 資源利用および循環経済

日本国内の生産領域における2024年度のマテリアルフロー

Hondaの生産活動におけるエネルギー使用、物質の投入、そして環境への影響(温室効果ガス排出、化学物質排出、廃棄物処理など)のデータを示したものです。

TripleActiontoZERO

購入電力は、3.6[GJ/MWh]で算出
CO2排出係数(電力)は、以下を使用して算出(環境省・経済産業省 電気事業者別排出係数 令和4年度実績 令和6年7月19日改訂版)

東京電力エナジーパートナー:0.390t-CO2/MWh

中部電力:0.459t-CO2/NWh

九州電力:0.475t-CO2/NWh

※1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)制度「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」の対象物質


クリーンな大気の保全

企業活動に関する取り組み

Hondaは2024年度の環境取り組み計画において、クリーンな大気の保全に関しては、生産工程でのVOC※2排出低減を進めていきます。

2024年度 環境取り組み計画 実績開示

TripleActiontoZERO

※2 VOC(揮発性有機化合物):主に塗料やシンナー中に含まれる有機溶剤に由来する光化学オキシダントの原因となる化学物質

生物多様性の保全

自社の企業活動が影響を及ぼす可能性のある「生物多様性」の問題についても、地球環境保全のための課題として関心を払っています。

Hondaは、自社の企業活動が生物多様性に影響を及ぼす可能性があることを認識し、早くからその保全につながる活動に力を入れてきました。
2011年には「Honda生物多様性ガイドライン」を制定。生み出す製品と企業活動における環境負荷を最小化することが生物多様性の保全に対する最大の貢献だと考え、同ガイドラインにおいて、「環境技術の追求」「企業活動での取り組み」「地域社会との連携」などの重点取り組み領域を定め、積極的に推進しています。
Hondaは、生物多様性を損なう最大の要因は、温室効果ガス(GHG)と汚染物質の排出であると認識しています。そのため、同ガイドラインで優先順位を付け、計画的にそれらの最小化に取り組んでいます。

Honda生物多様性ガイドライン

【基本的な考え方】
Hondaは、「Honda環境宣言」における"地球環境保全"の重要な取り組み課題として"生物多様性保全"を認識し、企業活動との調和を図っていきます。

【重点取り組み領域】

  1. 環境技術の追求
    低燃費車、次世代自動車、エネルギー創出等の環境負荷物質提言技術の開発と普及により、生物多様性の保全に貢献します。
  2. 企業活動での取り組み
    効率の追求による環境負荷物質の低減と資源の有効活用を推進します。
  3. 地域社会との連携
    Hondaが「ふるさとの森」「ハローウッズ」等で培ってきた"生態系を大切にしてきたノウハウ"を活かし、ステークホルダーと連携・協力しながら、地域に根差した活動を推進します。
  4. 情報の開示と共有
    成果を開示することで、社会と情報の共有を図ります。

2011年5月判定

製品に関する取り組み

当社の製品への取り組みは、日本とグローバルを一体として進めております。グローバル全体の説明につきましては、こちらをご参照ください。

Honda ESG Report 2025|P40 汚染

製品

四輪・バイクの環境仕様やリサイクルの取り組み実績などを公開しています。


各事業所に関する環境データ

バックナンバーを見る

国内法規・条例への対応

プラスチック資源循環法への対応

マテリアルリサイクルおよび環境負荷低減につながる素材活用の取り組み

当社では、再生材の使用拡大を積極的に推進します。

廃バンパーの回収・再資源化の取り組み

生産工程で排出される廃バンパーや、販売店で補修交換により不要となった廃バンパーを回収し、樹脂材料として再生・活用しています。

【活用事例】四輪車のバンパー、アンダーカバー、バッテリートレー、フロントグリルなど部品類

四輪バンパーのリサイクル

【活用事例】二輪車のラゲッジボックス(NCシリーズ「NC750X」、「FORZA 750」、「X-ADV」へ適用)

四輪バンパーのリサイクル

リサイクルPET素材の活用

純正アクセサリー「フロアカーペットマット」(2024年発売の「N-VAN」へ適用)

部品・製品梱包に用いるプラスチック資材の削減と資源循環に向けた取り組み

当社は、部品や製品の梱包に使用される各種プラスチック資材について、従来の焼却・埋立処理から、回収・再生を行うマテリアルリサイクルへ切り替える取り組みを進めることで、物流における環境負荷の低減を推進していきます。

海外部品輸入における梱包副資材のマテリアルリサイクル

輸入時の品質確保のため使用される副資材は、部品開梱時に多くの廃棄物が発生していましたが、本取り組みにより、使用済み副資材を再生し、再生ポリ袋や輸出用部品梱包トレーの原材料として再利用します。

【輸入部品梱包資材循環フロー図】

輸入部品梱包資材循環フロー図
輸入部品梱包資材循環フロー図

発泡スチロール資材のマテリアルリサイクル

使用済みの発泡スチロール資材を回収・再生する仕組みを構築しました。今後はリサイクルによって得られた再生原料を、輸出用自動車部品の梱包材の原料として活用することも計画しており、物流工程における資源循環の高度化を目指しています。

【輸入発泡資材資源循環フロー図】

輸入部品梱包資材循環フロー図
輸入部品梱包資材循環フロー図

ストレッチフィルムのマテリアルリサイクルへの取り組み

補修部品倉庫で使用後に廃棄されるストレッチフィルム(年間約30トン)を、新たなリサイクルスキームにより回収・再生し、樹脂原料やストレッチフィルムとして再利用しています。今後も本取り組みの拡大を進めていきます。

ストレッチフィルムのリサイクル
ストレッチフィルムのリサイクル

GXリーグでの取り組み状況

温室効果ガス削減目標や排出量実績、脱炭素への取り組み状況を報告・公開しています。

本田技研工業株式会社 | GXダッシュボード

埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づく地球温暖化対策計画

Hondaは平成22年度より施行された、埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づき、事業活動に伴い排出する温室効果ガスを削減するための地球温暖化対策計画を実施しています。

Honda | 「埼玉県地球温暖化対策計画」の取り組みについて

自動車リサイクル法対応実績

使用済自動車の再資源化に関する2024年度の実績・報告をまとめたページで、廃棄自動車からのフロン類・エアバッグ類・シュレッダーダストなどの適正処理状況を公開しています。

Honda | 廃棄段階のリサイクル | 自動車リサイクル法

Hondaグループ全体の取り組み

Hondaは、ライフサイクルでの「環境負荷ゼロ社会の実現」に向けた取り組みをグループ全体で推進しています。

環境マネジメント