「女性活躍推進法」行動計画

 Hondaでは、基本理念である“人間尊重”に基づき、ダイバーシティの推進を「様々な属性(人種・国籍・文化・年齢・性別・性自認・性的指向・経歴・教育・障がいの有無など)にかかわりなく、一人ひとりを違いのある個性として認め合い尊重し、多様な人材が持てる力を存分に発揮することで、企業としての総合力を高めていく」ための取り組みを推進しています。

  2015年から人材多様性の進化を重要な経営課題と位置づけ、女性活躍拡大の基盤は出来つつあります。今回は長期的な目標を更新し、継続強化していきます。

 更に雇用環境整備として男性育児参画にも取り組み、性別に関わらず誰もが等しくキャリアを描ける世界の実現を目指していきます。

1 計画期間
2021年4月1日から2026年3月31日までの5年間

2 当社の課題
①管理職に占める女性割合が低い
②採用の男女競争倍率は同等であるが、女性の従業員数が少ない
③男性従業員の育児参画が出来ていない

3 目標
①女性役職者数を2025年には2020年度の3倍、2030年には4倍にする
②新卒採用者に占める女性割合を2025年までに20%以上とする
③男性の育児目的休暇取得率を2025年までに100%とする

4 取組み内容と実施時期
取組み1 - 多様性を受容する意識醸成の継続
●経営トップから継続的な発信(2015年1月~)

取組み2 - 女性従業員を対象とした育成と活用の加速
●上司によるキャリア計画書に基づく育成の継続(2015年4月~)
●キャリアアドバイザーによるキャリア面談の継続(2015年10月~)
●育児期両立セミナーの継続(2017年8月~)
●企業内託児所の拡大、不妊治療者への特別休暇制度等の環境整備定着化(2017年4月~)

取組み3 - 女性の採用強化の継続
●理系女子学生に対する重点的広報の継続(2015年3月~)
●高校生向け理系選択促進イベントへの継続参画(2015年3月~)
●女性社員との接点づくり、webセミナー実施・拡大(2016年3月~)

取組み4 - 男性育児参画の促進
●Hondaの育児制度の内容改定(2022年4月~)
●男性育児の周知・浸透と取得拡大に向けた取り組み(2021年10月~)

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