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2001熱気球ワールドホンダグランプリの第1戦となる2001モンローバルーンラリーが、6月13日〜17日にアメリカのウィスコンシン州モンローにて開催されました。
モンローはシカゴの北西に位置する人口約10,000人の緑の多い静かな街。シカゴからは自動車で約3時間の距離です。街の周囲は牧草地やとうもろこし、大豆畑が続く、なだらかな丘陵地帯で、バルーン飛行にはもってこいのエリアです。 |
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今大会には日本からは2000年熱気球ワールド/ジャパン両グランプリの覇者であるPJMバルーンチームの藤田パイロットとホンダバルーンチームの水上パイロット(同ジャパングランプリ第2位)の2チームがエントリーし、モンローバルーンラリーの参加者と合わせて、世界中から総勢59チームが集まりました。大会期間中約40,000人を越える観客が空を見上げ、世界トップクラスのパイロットによる美しいバルーン大会に見入っていました。 |
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初日、2日目は悪天候の為キャンセル。
ホンダバルーンチームは異郷の地での競技に備え、地元の気象や地理情報を集める為に、前の週から現地入りしましたが、なんと天候は大荒れのサンダーストーム(雷を伴う嵐!)。
残念ながら練習飛行も満足に出来ないまま、大会は悪天候のなかでの幕開けとなりました。 |
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午前中の競技は昨日に続きキャンセルとなったものの、雷雨をもたらした低気圧も東に抜け、午後からは青空も覗いてきました。日没時間が午後8時半頃ということもあり、午後は日本の大会より遅い時間に行われます。 |
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タスクは、メイン会場のグラウンドをターゲットにするフライインが設定されましたが、風はまだ強く、競技の実施/中止の最終決定は午後7時過ぎに発表されることになりました。しかし、今大会はじめてフライトが出来るのではないかという期待が高まります。
各チームおのおのが風を読み、最適と判断した離陸地点を探しに会場を出発して行きます。 |
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各チームは刻々と変わる風向きを計測しながら、最適な離陸ポイントを探します。 |
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結局この日の風は収まらず、タスクは中止となってしまいました。う〜ん残念!
しかしこの日はお楽しみのバルーン・ナイト・ライト(イリュージョン)がありました。
地元の元気なおじいちゃんによるコーラス隊の歓迎をうけ、夕暮れを待ちます。
闇夜に煌々と浮かび上あがるバルーンの数々。
この美しさは万国共通なんですね。
きっと明日は晴天が望めることでしょう。 |
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