大会レポート バックナンバー 2001-2000

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大会4日目 競技に向けて準備開始 準備風景
初嵐の通り過ぎたモンローは、雲が少し残っているものの、風も穏やかで最高のバルーン日和。朝5時半からのブリーフィングで、4つのタスクが発表になりました。今回の大会の注目株は、何と言っても昨年のワールドチャンピオンの藤田パイロットと、若干17歳でアメリカチャンピオンに輝いたニック・ドナー。さすが世界トップクラスの選手が多数エントリーしているだけに、離陸に適した場所には別々に出発したはずの有力チームも、申し合わせたように続々と集まって来ます。
準備風景
準備風景 日本では多くのチームがワンボックスカーに気球の装備を積むのが一般的ですが、ここアメリカではこの写真のアコードのように、トレーラーを牽引するのがポピュラーなスタイルのようです。

準備風景
離陸場所には畑、牧草地等が選ばれます。離陸前には土地の所有者の方の承諾を取ります。
広いアメリカと言えども、作物を植えていない畑や、車で入ることが可能な牧草地を、しかも週末の早朝に探して、承諾を得ることは結構大変なことです!

準備風景 離陸出来る場所が決まると、早速準備に入ります。のんびりしているあいだに、風向きが変わってしまうこともあるからです。
場合によっては、競合チームに先に行かせ、先行する気球の動きを見てから、離陸場所を変えることもあります。
モンローの街を出ると、こんなのどかな風景が広がります。
日本の北海道に近いかもしれません。高いところの風と、地表付近の風を組み合わせながらターゲットを目指します。
モンロー風景
モンロー風景
競技風景
ホンダバルーンチームは、第2タスクで大活躍。多くのチームが近づくことも出来ずに通り過ぎてゆく中、見事ターゲットに設定されたメイン会場の上空からマーカーを投下し、最高得点を獲得しました!これには観客も大喜びし、以降何処へ行ってもHondaチームは地元の人から「どうだった?」と声をかけられる人気チームになりました。 競技風景
競技風景
午後はメイン会場からの一斉離陸。
会場のレッドフラッグがグリーンフラッグに変わり、離陸が許可されると、一斉にチームが動き出します。バルーンが離陸する度に、観客からは大声援がおこります。
競技風景 ターゲット周辺には、夕涼みがてらモンローの大空に浮かぶバルーンを見る、たくさんの観客でにぎわいます。
競技風景
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