社内の化学反応を、社外へ。——HTFが「オープンフォーラム」に踏み出した意義
2025年、HTFは初めて外部研究者を招く「オープンフォーラム」を実施しました。
“社内で磨いてきた議論”を、どこまで外へ開くのか。
機密という現実と向き合いながら、それでも一歩を踏み出したのはなぜか。
この企画を主導した先進技術研究所 知能化領域の安井裕司さんは、こう語ります。
「先生たちとガチでディスカッションすれば、次のステップが見えてくる」。
HTFは「単なる発表会」ではなくなってきた
機密がある。それでも「開ける範囲」を精密に作る
外部へ開く——言うのは簡単ですが、企業研究には機密がある。
オープンフォーラムは、ここを曖昧にしません。
“全部を開く”のではなく、開ける範囲を設計して成立させる。
安井:「うちはどうしても機密があるので、出せるものは限られる。でも、出せるものが“ゼロ”じゃないのも事実なんです。だったら、公開できる内容に限定した枠をきちんと作る。それだけでも、共同研究のきっかけになると思ったんです。」
安井:「『そんなことしてたんですか』ってなると、そこからどんどん、次のステップが見えてくるんです。」
「開く」とは、無防備になることではない。
守るべきものを守りながら、未来を増やすために開く。
そのバランスの取り方に、Hondaの研究の現実味が出ます。
「次のステップが見えてくる」——本気の議論が連携を具体化する
社内の熱が、社外の加速へ。日本全体の駆動力へ
安井:「これは続けるべきだと思っています。領域も、もっと広げたほうがいい。社内で起きていた化学反応が、社外とつながると、研究の速度も方向性も変わっていくはずなので。こうして広がっていくと、日本全体の研究の流れを動かす駆動力になる可能性だってある。そこまで行けたら、すごく面白いですよね。」
オープンフォーラムを、“新企画”で終わらせるつもりはありません。
今回の経験を通じて得られた手応えや課題を、参加者や関係者の声とともに受け止め、来期に向けて磨き込んでいきます。
社内の化学反応を、社外へ。——その先に、研究も人も。さらに加速していきます。
技術者に光を当て、議論で磨く──
実行委員会インタビュー
世界の空を救った開発者が、次に目指すもの。
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