デジタル・コミュニケーション部

Aさん
[2022年新卒入社]

学生時代は「然るべき人に然るべきものを届けられるような広告に関わりたい」と広告業界を希望していた。入社後は未経験にしてデジタル・コミュニケーション部に配属。現在はデータを活用した企画立案や施策の検証などの業務を担当。

デジタル・コミュニケーション部

Tさん
[2013年中途入社]

デジタルや紙のデザイン・ディレクション経験を経て、ホンダコムテックに入社。これまでWEBコンテンツ企画・運営や、販売会社業務支援システムの企画・開発などの業務に従事。現在はデジタル・コミュニケーション部にて、データ分析から仮説検証、企画立案、企画実行など全体的な取りまとめを担当。AさんのOJT担当として育成にも携わる。

データを通じて、お客様をより深く知る。
Hondaの事業に広く触れられる仕事です。

Tさん
私たちは「Hondaと接点を持っているお客様をより深く知ること」をテーマに仕事をしています。目的は大きく分けて2つ。既存事業を進化させることと新しいビジネスを創造することです。
既存事業への取り組みではHondaのさまざまなデータを分析し活用しています。例えば、ウェブコンテンツを運用する部門に対する分析データをもとにした提言・提案です。「お客様が必要としているのは○○だから□□にアプローチしてみては」とか「アクセス数が伸び悩む○○の打開策は□□」など、ケースに応じて対応しています。
新ビジネスの創出においては、機械学習や予測モデルを用いたシステム開発やクラウドサービスの活用など、データ分析以外の手法をとることもあります。分野横断的で守備範囲の広い仕事です。ちなみに、デジタルマーケティングと言うとデジタルのみのイメージがあるかもしれませんが、販売会社でのコミュニケーション設計を含めた、施策の実行・検証を一気通貫で行っています。
Aさん
仕事内容は基本的にはTさんと同じですが、私は部門内の施策のいくつかを担当しており、Tさんは全体の取りまとめ役をされています。私は主に企画を立てるための分析と、企画立案、施策の検証などを行っています。

穏やかで落ち着く、居酒屋のような職場。

Aさん
配属された直後は「常連で賑わっている居酒屋みたい」と思いました(笑)。年の離れた男性が多かったことと、皆さんが穏やかなのでゆっくりと時間が流れているような感じがしたためです。もちろん会議など大事な場面では、頭の回転が速く明瞭にお話されていて、皆さん頼りになる方ばかりです。3年目を迎えた今でも、いつも落ち着いたトーンで過ごしやすいと感じています。

店舗からイベント、ウェブまで。
お客様との多数の接点から
生まれる独自性。

Aさん
学生のときはメディア関係の学科でプロデュース論などを学んでおり、就活のときはメディアを軸にした広告の仕事に就きたいと思っていたんです。然るべき人に然るべきものを届けられるような広告に関わることを就活の軸に置いていました。
誰にどのような需要があるか見つけるためには、データ分析を行う必要があります。実は学生のとき、フリマアプリでハンドメイド商品を販売していて、アクセス数を見ていました。SNSで商品の投稿が拡散された日は明らかにアクセス数が増えていることに気づき、面白さを感じていました。
Aさん
今の仕事はHondaの店舗データからウェブ上のデータまで、幅広くデータを触ることができるので、そうした部分も含めると学生時代の経験と重なっていて面白いと思っています。ビックデータの分析を行うことで様々な事業を知って紐付け、独自性ある施策を企画することができます。
Tさん
社内にさまざまな事業ドメインがある点も強みです。ウェブコンテンツの制作運営、販促資料やカタログの制作、グッズ・ノベルティ制作、イベントの企画運営などの事業を通じ、お客様と多数の接点を持っています。それらのデータを紐解くことで、打ち手の幅も広がりますし、他の会社では味わえないデジタルマーケティングの醍醐味が感じられる環境です。

お互いの第一印象と今の印象―

Tさん「今どきの若い子はどんな感じなんだろう?」
Aさん「この人がOJT担当で良かった」

Tさん
親子と言えるくらい歳が離れているため、初めは「今どきの若い子はどんな感じなんだろう?」と恐る恐る接していたかもしれません。今は見方が変わり、仕事をしっかりやる有能な人材だと感じています。私よりしっかりしているくらいで、勉強させてもらっています。
Aさん
「この人がOJT担当で良かった」と思っています。話し方や出立が穏やかで仕事のできる、仏のような人です。今でも会議など緊張する場面を終えて席に戻ったとき、Tさんの姿が見えると安心します。
3年目に入ってからは意外と抜けているところがあること、面白い話をすることなど、人間味のある楽しい一面も見えてきました。面白くて、頼りになる先輩だと思っています。

週1回のミーティングに救われ、
相談する力がつきました。

Aさん
配属されて初めて資料を作り、職場の先輩方からフィードバックをもらったときのことです。今なら当然と思えるようなご指摘でしたが、当時はわかりやすく落ち込んでしまって。その日のうちにTさんから「週1回、悩みや進捗の共有と進め方の相談をしましょう」と連絡いただき、救われる思いでした。今も毎週1回のミーティングは貴重な時間になっています。
Tさん
そこまで印象に残っていたんですね。私は楽観的なタイプなので、Aさんが真摯に受け止めて、しっかりと落ち込み、次に活かす姿には学ぶべきところが多いです。そうした姿勢のおかげか、配属時と比べると、フィードバックや意見、質問に対して打ち返す力がついてきたと思います。資料作成、施策の推進の経験を積む中で、成長できたのではないでしょうか。
Aさん
自分の中で成長を感じているのは相談する力ですね。1年目は内容を整理せず「どうしたらいいですか」と相談していましたが、それは良くないと思いました。会議の場で話を整理する経験を積み、相談するときも「何についての相談か」「どこに問題を感じているか」「どのように助けてほしいか」を伝えるべきだと気づいたんです。時には「全体的にわかりません」ということもありますが、状況を順序立てて伝えられるようになったところは、成長できた点だと思います。
Tさん
言われてみると、1年目は「前提に何があったか」「どのような問題があるか」「懸念しているところは何か」の部分が無く、聞きたいところから話し始めていたように思います。今は順序立てて、○○という状況で□□をやってみたところ、状況と重なり△△がうまくいかない、というように話してくれます。こちらが理解しやすくなり、早く対応できるようになりました。

自由な雰囲気で多彩な活躍の場があり、
若手がチャレンジできる環境。

Aさん
入社後に感じた魅力は、自由で過ごしやすい雰囲気です。「今日は頑張ったし明日休もうかな」というときに有給をとることもありました。福利厚生の仕組みが整っているおかげで、プライベートを充実させつつ仕事ができると思います。
Tさん
事業ドメインが多岐に渡っているため活躍の場がさまざまなところにあり、キャリアプランにあわせて活躍できると思います。
そういったところから個性豊かな面々が集まっていると思いますし、みなさん総じて人柄がいいんです。ガツガツしているという感じではなく、穏やかで、人間関係の面でも働きやすい職場環境だと思っています。
Aさん
私がコムテックに入社しようと思ったきっかけも、さまざまな事業と活躍の場があることでした。就活生でやりたいことが明確になっていないとしたら、デジタル領域を含めて社内での選択肢が多く、さまざまな事業の強みを掛け合わせて活躍できる会社は魅力的だと思います。
さらに、若手が経験を積める場がたくさんあります。私は入社後半年経ったときに販売店で使用するHonda Cars TVの映像制作に応募しました。自分が考えた案をもとに、先輩方、制作会社様、デザインセンターの方と一緒にクルマのカラー・マテリアルご担当者様に取材・撮影させていただき、編集、チェックを行って完成。半年ほど販売店で使っていただきました。振り返ると、1年目ではなかなかできない経験だったと思います。
Aさん
また、2年目のときに自分で担当は持たずに会議だけ参加していた案件があったのですが、その案件で企画~推進~検証を一貫して行う業務があったため、是非取り組んでみたいと思い、手を挙げてチャレンジしました。結果、その業務の担当になれたので良かったと思っています。そのとき手を挙げたことをきっかけに、企画立案を含めた施策の実行と検証に関わるようになりました。データ分析だけでなく、企画とデータ分析両方に携わることで、モチベーションが上がったと感じています。

チャレンジしたいこと、
目指してもらいたいこと―

Aさん「根拠をもとに相手を納得させること」
Tさん「ゼロから取り組み完結させること」

Aさん
誰かの言ったことに対して即リアクションをとらなければならない交渉や議論は苦手意識があります。Tさんを見習い、会議の場でデータなど根拠をもとに相手を納得させられるように頑張っていきたいと思います。
Tさん
私としては、今の仕事で達成感を得られているかどうかが気になっています。私たちの取り組みは特定のコンテンツやサービスに根差したものではなく「自分が成果を出した」という実感を持ちにくいためです。Aさん自身のキャリアプランにもよりますが、事業や企画をゼロから10まで取りまとめて完成させる経験をして達成感を味わってもらいたいと思っています。素養も力量も十分ありますのでプロジェクトマネージャー的な立場にチャレンジしてもらえると良いですね。今の部門で新規事業を立ち上げる。あるいは他部門でウェブコンテンツの制作運営をしてみるのはどうでしょうか。
Aさん
何かを提案するならデータ分析による根拠を持って行いたいので、最終的にはこの部門で何かできたらいいなと思います。社内で一番広くデータ分析ができるのはこの部門なので。

Smile together with us. 働くことで、皆で笑顔に。