Hondaが展開する「Hondaビーチクリーン活動」が、今年で20周年を迎えました。
Hondaは、“素足で歩ける砂浜を次世代に残したい”という思いから、砂浜の清掃活動「Hondaビーチクリーン活動」に取り組んでいます。2006年の活動開始以来、Hondaが独自に開発した清掃用機材を、砂浜での走行に適したATV(All-Terrain Vehicle、全地形対応車)が牽引する「Hondaビーチクリーナー」を使用し、全国222カ所で484回※1、延べ8万人※1が参加して活動を実施。回収したゴミの総量は592トン※1にのぼります。
今秋からは、新たに開発した「子ども用ビーチクリーナー」を試験導入します。世代を問わず誰もが楽しんで参加できるよう、Hondaの技術で活動をさらに進化させていきます。
Hondaビーチクリーン活動は、漂着ゴミで溢れる砂浜を見たHondaでATV開発に携わる技術者が「技術の力でなんとかしてきれいにできないか」と考え、独自に開発した「Hondaビーチクリーナー」を用いて砂浜の清掃を開始したことから始まりました。近年では、排出ガスを出さない電動モビリティを活用し、清掃活動自体の環境負荷の低減に向けて実機検証を進めるなど、さらに活動を進化させています。
そして、活動20周年を迎えた今秋、子どもたちの“環境を大切にする心”を育むための新たな試みとして、「子ども用ビーチクリーナー」を初導入します。子ども用ビーチクリーナーは、子どもでも運転可能なATV「TRX90」を牽引車とし、これに合わせて独自に開発した、ゴミをかき集める熊手の役目をする「ミニサンドレーキ」を組み合わせた車両です。これまで手拾いでの参加に限られていた子どもたちも、モビリティに乗る楽しさやワクワク感を味わいながら、砂浜を清掃することができるようになります※2。
Hondaは社会貢献活動を通じて、豊かな自然、クリーンな海、すべての人の安全、子ども達が自由に夢を叶える未来、みんなが暮らしやすい社会など、夢のある明日の社会づくりを目指しています。今後も、喜びを次世代につなげる社会貢献活動に積極的に取り組んでいきます。
2026年3月末時点
本活動の規定により、対象は10歳~15歳、かつ身長130cm以上の子どもに限定
Hondaビーチクリーン活動の歩み
Hondaビーチクリーン活動は、2006年の開始当初、Hondaの従業員やOBなどわずか15名の「ビーチクリーンキャラバン隊」から始まりました。現在では全国の地域の皆さまと一体となり、全国各地の海岸へと活動の場を拡大。年間参加者が7,000人を超える活動にまで成長を遂げているほか、さまざまなコラボレーション企画や新たな技術の取り込みにより、活動の進化を続けています。
Hondaはこれからも、ビーチクリーン活動の継続・進化を通じて、地域の皆さまと共に素足で歩ける砂浜を守り続けていきます。
| 1999年 | Hondaビーチクリーナー開発開始 |
| 2006年 | 「ビーチクリーンキャラバン隊」活動開始 |
| 2007年 | Hondaの各製作所と連携した活動を開始(浜松・鈴鹿・熊本) ポルトガルで、海外初のビーチクリーン活動開催 |
| 2008年 | Hondaの関連会社との連携開始(ホンダ太陽株式会社・株式会社ホンダロック※3) |
| 2009年 | 国内四輪販売会社(Honda Cars)との連携開始 |
| 2012年 | 東日本大震災の被災地復興支援として宮城県で活動実施 累計活動参加者数 10,000人達成 |
| 2019年 | 累計活動参加者数 50,000人達成 |
| 2022年 | Hondaの特例子会社であるホンダ太陽株式会社と協力し、 車いすの使用者にも参加いただける「Hondaビーチクリーン・ユニバーサルプロジェクト」開催 |
| 2023年 | ゴミ拾いにスポーツ要素を取り入れた「Honda Beach Clean with スポGOMI」を初開催 |
| 2024年 | さかなクンが応援団長として「Hondaビーチクリーン活動」に参加 小型電動モビリティ「Honda Mobile Power Pack 4W-Vehicle Concept」 をビーチクリーナーの牽引車として試験導入
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| 2026年 | 「子ども用ビーチクリーナー」を試験導入 |
現在はミネベア アクセスソリューションズ株式会社に社名変更
ビーチクリーン活動の内容
砂浜では、目につく大きなゴミは手拾いし、手拾いが済んだエリアでゴミと砂を分類するHondaビーチクリーナーを使用し、ゴミを回収します。また、同時に子どもを対象にした環境授業も実施しています。
活動を支えるHonda独自開発の清掃用機材
- サンドレーキ:ゴミをかき集める熊手の役目
底部の多数のピンが砂を掘り起こし、中に埋もれたゴミを回収。
重量は約30kg、ピンの長さは砂の中に生息する生き物への影響が少ない10cm。
- サンドスクリーン(通称「バタバタ」):砂とゴミを分けるふるいの役目
前部の鉄のバーが小さなゴミを砂とともに跳ね上げ、スクリーン(網)をバタバタと振動させて砂をふるい落とし、ゴミだけを回収する仕組み。重量は約70kg。砂浜への負荷を小さくするため、シンプルで軽量な構造。
- ゴミ回収ステーション:ゴミを回収・分別
トレーラーの荷台にレール状のパイプを組んでゴミを回収。サンドレーキやサンドスクリーンで集めたゴミをここで回収し、スタッフの手で丁寧に分別。
- 回転式スクリーン(通称「ぐるぐる」):砂とゴミを分けるふるいの役目
回転式ドラムの中にゴミ混じりの砂をスコップで投入し、ぐるぐる回すことで砂をふるい落としてゴミを回収。サンドレーキやサンドスクリーンが使えない、砂が湿った波打ち際や海岸の隅でも使用でき、活動範囲を拡大。
- シャカシャカ:砂と細かいゴミをふるい分けるツール
砂と細かいゴミを効率よくふるい分けるツール。砂とゴミを一緒にすくって振るだけで誰でも簡単に分別が可能。
回収ゴミの一例
けがにつながるような危険なガラス片や釘、生態系への影響が問題視されているマイクロプラスチック汚染につながるペットボトルなど、さまざまなゴミが回収されます。