Hondaは、人的資本経営およびその開示の取り組み状況を評価する「人的資本調査2024※」において、「人的資本経営品質シルバー」を受賞しました。

「人的資本調査2024」は、企業や団体の人的資本経営およびその開示に関する取り組み状況を評価するもので、定量的に分析された回答結果をもとに、高水準の取り組みを行っていると認められた企業・団体が「人的資本経営品質2024ゴールド/シルバー」として表彰されます。
Hondaは、「Hondaフィロソフィー」の基本理念である「人間尊重」をベースに、「主体性」「公平」「相互信頼」を人事の3原則として、従業員一人ひとりの意欲や能力を高める環境づくりと、持てる力を発揮できる職場づくりに力を注いでいます。Hondaの人的資本経営とは、全社の方針である「一人ひとりの夢を原動力に人と社会を前進させる総合モビリティカンパニー」を目指し、事業戦略の到達点からバックキャストした将来必要な人材ポートフォリオを形成していくことです。
「第二の創業期」ともいえるモビリティの変革期において、Hondaが“存在を期待される企業”であり続けるためには、一人ひとりの夢を起点とした価値創造が必要になると考えています。これを実現するために達成すべきテーマとして、中長期の視点から「従業員の内発的動機の喚起と多様な個の融合」、短中期の視点から「事業上の注力領域の人材の量的・質的充足」という2つの人材マテリアリティを設定しています。それぞれのマテリアリティが達成された状態を定義するとともに、それに紐付く定量的な目標を管理指標として設定し、経営メンバーによる定期的なモニタリングを実施することで、実効性のある施策をスピーディーに展開していきます。また、人的資本開示にも積極的に取り組んでおり、ファクトに加え、経営戦略・事業戦略との連動性や、その改善プロセスも公表しています。
Hondaはこれからも“存在を期待される企業”であり続けるため、チャレンジ・融合・成長のサイクルを高速で実行し、一人ひとりの夢を起点とした価値創造を実現していきます。
※ 主催は一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム、HR総研(ProFuture株式会社)、MS&ADインターリスク総研株式会社、一般社団法人人的資本と企業価値向上研究会。2024年8月27日~12月13日に206社に対して実施された。
