栃木県とHonda、スポーツ振興等に関する協定を締結

 Hondaは、栃木県と相互に連携・協力し、ラグビーおよびソフトボールを通じてスポーツを活用した地域の活性化を図ることを目的に、スポーツ振興等に関する協定を締結しました。
 Hondaは長きにわたり、栃木県において研究開発を中心としたさまざまな企業活動を行っています。今年9月には、Hondaが所有するラグビーチーム「三重ホンダヒート」の活動拠点を、2026年を目途に三重県鈴鹿市から栃木県宇都宮市に移すことを発表しました。これを機に企業活動に加え、スポーツを通じた地域の活性化や人材育成、地域の方々の健康増進や地元の小中高生の競技力向上にも貢献することを目指し、今回の協定締結となりました。

本協定に基づき検討している主な取り組み項目

栃木県スポーツコミッションへの加入を申請

 スポーツを活用した地域・経済・社会の活性化や、県民の健康推進を目的に官民連携で設立・運営される栃木県スポーツコミッションに三重ホンダヒートが加入し、栃木県内のプロスポーツチームとともに、スポーツで栃木県を盛り上げていきます。

栃木県内でのスポーツ普及・育成、地域貢献活動の実施

 現在、三重ホンダヒートが三重県で実施している小中高生など年間3000名以上を対象としたラグビー指導や、Hondaのフィロソフィーでもある「人間尊重」の精神を育み、チームワークの大切さを学ぶことができるヒート授業、いじめ防止や防犯啓発活動といった地域貢献活動などを、栃木県でも実施します。

栃木県知事 福田 富一のコメント

「ジャパンラグビー リーグワンのディビジョン1で戦う三重ホンダヒートが2026年に開幕するシーズンを目途に活動拠点を本県に移転すると決定したことについて、あらためまして、栃木県を代表し、歓迎申し上げます。今回の協定締結により、県と本田技研工業株式会社の緊密な連携の下、ラグビーおよびソフトボールを通じたスポーツの振興とスポーツを活用した地域活性化がよりいっそう図られるよう取り組んでまいります」

本田技研工業株式会社 執行役常務 兼 三重ホンダヒート最高顧問 小澤 学のコメント

「栃木県はHondaにとって、事業からモータースポーツまで幅広い企業活動を展開し、2万人を超える仲間を有する地域です。また、2026年を目途に、三重ホンダヒートの活動拠点を栃木県宇都宮市に移転することも決定しています。今回の県との協定締結を機に、自治体の皆様との連携・地域住民の皆様との交流を深め、ラグビーを始めとするHondaのスポーツ活動を通じた競技力の強化、地域の盛り上げ、そして地域住民の皆さんの健康増進の一助となれるよう、取り組んでまいります」

栃木県とのスポーツ振興協定 概要

目的:Hondaのラグビーチーム「三重ホンダヒート(以下、ホンダヒート)」、およびソフトボール部「Honda Reverta(ホンダ リヴェルタ)」を通じてスポーツの振興及びスポーツを活用した地域活性化を図ることを目的とする。

連携事項:
(1)ラグビーおよびソフトボールを通じた栃木県におけるスポーツ参画人口の拡大
(2)ラグビーおよびソフトボールを通じた栃木県における競技力の向上
(3)ラグビーおよびソフトボールを通じた栃木県におけるスポーツの活用による地域活性化
(4)ホンダヒートが栃木県において活動する際の広報、応援活動
(5)ホンダヒートの栃木県におけるホームスタジアムの確保
(6)その他、ラグビーおよびソフトボールを通じたスポーツの振興

期間:2024年11月21日~2027年6月30日

参考情報
・Hondaのラグビー活動拠点の移転について
https://global.honda/jp/topics/2024/ce_2024-09-19.html