Honda陸上競技部の小山直城選手がジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ シリーズⅢ チャンピオンを獲得

 Honda陸上競技部の小山直城選手が、「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(以下、JMC)シリーズ シリーズⅢ」にてチャンピオンを獲得しました。Honda陸上競技部所属選手としては、初のJMCシリーズタイトル獲得となります。

 小山選手は、2022年春にマラソンデビュー後、駅伝と両立をしながら、チャレンジを続けてきました。2023年は各主要大会で好成績を収め、2024年2月に行われた大阪マラソンでは、自己記録を1分以上縮める2時間06分33秒をマークするなど、確実に成長を遂げています。

 日々の練習にひたむきに取り組み、ひとつずつ実績を積み上げてきた結果が、今回のチャンピオン獲得につながりました。日本トップクラスのマラソン選手へと成長した小山選手は、今後は世界の舞台へと挑戦していきます。

 Hondaはこれからも「スポーツ活動を通じて挑戦する人々を増やし、あらゆる人の人生を豊かにする」というビジョンのもと、夢の実現に向けてチャレンジするアスリートを応援していきます。

JMCシリーズ シリーズⅢ:選手強化とマラソン界の活性化を目指し、国内における公認マラソン大会の体系化を図ることを目的として、日本陸上競技連盟が2021年秋に創設した新たな仕組み。1つの年度を「期」、2期分を「シリーズ」として、2年間のシリーズ総合成績を争う。シリーズ総合成績は、JMCシリーズ対象大会における記録と順位をポイント化した「パフォーマンスポイント」の2大会分の合計得点で決定し、この2大会の合計得点を「JMCポイント」と言う。シリーズⅢは、2022年4月~2024年3月が対象期間となる

小山直城選手のコメント

「このたび、JMCシリーズ シリーズⅢのチャンピオンになれたことをとてもうれしく思います。今シーズンは安定して高いレベルのパフォーマンスを発揮できました。この結果は、8月に控えるパリオリンピックに向けての自信となりました。シリーズⅢの対象大会では4レースに出場しました。北海道マラソンは夏の暑いレース、MGCは勝負のレース、東京マラソンと大阪マラソンは自己ベストを目指すレースと、さまざまなレースを経験できました。今後も失敗を恐れずにさまざまなレースに挑戦していきます。引き続き皆様のご声援をよろしくお願いします」

小山直城(こやま なおき)選手 プロフィール

生年月日:1996年5月12日(27歳)
出身:埼玉県
経歴:松山高校 - 東京農業大学

<主な戦績>
●2021年
・全日本実業団対抗陸上競技選手権 10,000m 7位(日本人1位)

●2022年
・東京マラソン2021 22位 2時間08分59秒(初マラソン)
・仙台国際ハーフマラソン2022チャレンジレース 3位 1時間02分07秒(日本人1位)
・北海道マラソン2022 11位 2時間14分20秒

●2023年
・東京マラソン2023 15位 2時間08分12秒
(マラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)出場権獲得)
・ゴールドコーストマラソン2023 優勝 2時間07分40秒(大会新記録)
・MGC 優勝 2時間08分57秒(パリ2024オリンピック出場権獲得)

●2024年
・大阪マラソン2024 3位 2時間06分33秒(自己記録更新)