DREAMS 角田裕毅


日本人唯一の
F1ドライバー

角田裕毅

4歳からレーシングカートを始める。2018年には、Hondaのドライバー育成プログラムであるHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーに選ばれFIA-F4選手権に参戦、FIA-F3選手権、FIA-F2選手権を経て、2021年からスクーデリア・アルファタウリでFIA-F1選手権に参戦中。


裕毅さん、あなたの夢は?

夢はF1™の世界チャンピオンになることですね。間違いなく果たしたい大きな夢は、偉大なドライバーたちが打ち立てたすべての記録を破ることです。そして、いつかはレストランを開きたいです。


夢を追いかける原動力は?

とてもシンプルです。僕が追求したいのは速く走ること。それが何より自分にとって楽しいことです。いろんな状況や場面で他のドライバーたちが僕より速く走る時は悔しい思いをします。同時に、僕が彼らに勝り一番になれた時は本当に幸せを感じるんです。それが自分にとっての幸せですね。


夢を追い求める中で苦労したことは?

そういう経験もありますし、かなり苦労もしました。一番覚えているのは、確か2016年だったと思います。Hondaで行われた試験で、一番最後のテストはすべての研修生にとって最も重要なものでした。でも、自分はそのテストを見くびってしまい、非常に怠惰だったんです。そこまでは順調だったのですが、結果としていい成績が残せず、3位になってしまいました。1位、2位を争っていたのに、3位という結果に終わってしまって。自分としては、もしHondaが採用してくれなかったら、もうレースはできないだろうと思っていました。あの時首位になれず、多くの苦労を経験しましたが、そこからは順調に来ています。あの経験があったからこそ、自分は強くなれましたし、より優れたドライバーになれたと思っています。精神的にも同様のことが言えますね。運転面だけではありません。そういう失敗やうまくいかなかった経験をしたおかげで、良いドライバーになることができたと思っています。


次はどんな挑戦をしますか?

10年後とか5年後ではなく、1年先のことや次のレースのことを常に考えています。最近はバーレーンのことを考えていますね。今は、休養したいのであまり深くは考えてはいませんが、2024年はさらに安定した走りができたらと思っています。2022年に比べればより多くを成し遂げることができたと感じていますが、さらに結果を残したいです。常にトップ10入りを果たしたいですね。チームに関しては、少なくとも6位以内に入ることができたら最高です。もちろん、トップパフォーマンスとヘルプが少し必要ですが、期待できると思います。いろいろと状況も変わるでしょうし、車の良いペースを維持して、表彰台に上がること。この2つは間違いなく僕が達成したいことですね。

#ThePowerOfDreams#HowWeMoveYou