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レーザシート法によるシリンダ内流れの3次元測定

要旨

燃焼のサイクル変動の基本的要因である筒内の流れについて、シリンダ内全体の様子やサイクル毎の違いを知るために、レーザシート法を用いた三次元流れの瞬時面測定が可能な“Particle Coded-Pulse Velocimetry”(PCPV)法を開発した。パルスコード化された多層のレーザシート光中を通過する微粒子を撮影し、その画像より測定面の三次元速度分布を得ることができる。本報告では、この計測手法について説明し、次いで“1.5L可変バルブタイミング機構付きリーンバーンエンジン”(以下、VTEC-E)を例にとりシリンダ内の多断面の測定結果を示す。シリンダ軸に沿った上昇および下降流れと、これに垂直な面の流れの相対的様子が良く分かり瞬時測定の特徴を示すことができた。またスワールやタンブル流れは下死点以降に生じ、その値は定常流試験より得られた結果と良い一致を示すことが確認できた。

参考文献

  1. 1)藤本昌彦、「ガソリン機関の混合気形成におよぼすスワール流の影響」、第11回内燃機関合同シンポジウム論文集(1993)p.523
  2. 2)K.Kuwahara, 「Influence of Flow Field Structure after the Distortion of Tumble on Lean-Burn Flame Structure」, COMODIA(1994)p.89
  3. 3)森吉泰生、「燃焼室形状がガス流動のサイクル変動に与える影響の予測」、機械学会論文集61巻590号(1995), p.3446
  4. 4)S.Yoo, 「3-D LDV Measurement of In-Cylinder Air Flow in a 3.5L Four-Valve SI Engine」, SAE Paper 950648
  5. 5)Y. Hardalupas, 「Influence of Injection Timing on In-Cylinder Fuel Distribution in a Honda VTEC-E Engine」, SAE Paper 950507

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.8 収録 (106 - 114)

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引用情報

浦田 泰弘, 吉田 一夫, 大野 敏久, 石井 清.
レーザシート法によるシリンダ内流れの3次元測定
Honda R&D Technical Review Vol.8 pp.(106 - 114)1996.
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