建設省の呼びかけによりAHS(自動運転道路システム)プロジェクトが発足し、ホンダは住友電気工業株式会社と共同でこのプロジェクトの実験車製作に参画した。この実験車は道路インフラストラクチャである磁気ネイルの磁場を検出することで位置を標定し、LCX(漏洩同軸ケーブル)からの路車間通信によって走行速度の指令や路面の状況、前方の交通状況の情報を取得する方式をとっている。建設省土木研究所のテストコースを用いた実走実験によって、高性能なラテラル制御と車間距離の変動の少ないプラトーン制御が可能であることが実証できた。
Honda R&D Technical Review Vol.8 収録 (12 - 20)