バンパーリサイクルシステムの構築

要旨

近年、地球環境保護の観点からリサイクルの重要性が増してきている。リサイクルを推進すべき領域は広いが、様々な理由により手の付けられていないものが多く、今後解決すべき課題も数多く残されている。実験的には殆どの材料についてリサイクル可能であるが、それを実践するためには以下の7つの要素が全て揃うことが必要である。①回収ネットワーク作り、②量の確保、③回収量・再生量のバランス、④再生技術、⑤再生材の品質保証、⑥経済性の成立、⑦ネットワークに係わる方々の協力。標記バンパーリサイクルに日本で最初に取り組んだホンダの取り組みをここに述べる。上記の7要素は大別して技術開発の領域とインフラ開発の領域とに分けられ、リサイクルを実践するにはこの両方が揃う必要がある。どちらかと言えば泥臭い後者のインフラ開発の重要性を、体験を通して認識したので、技術面と合せ報告したい。

参考文献

  1. 1) 宮崎正利・井上 健・熊谷駿夫・山崎周一: 自動車におけるリサイクルの現状と将来、 自動車技術、Vol. 47, No. 6, P. 22-28(1993)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.7 収録 (170 - 178)

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引用情報

井上 健.
バンパーリサイクルシステムの構築
Honda R&D Technical Review Vol.7 pp.(170 - 178)1995.
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