車輌諸元の最適仕様を検討するために、完成車の燃費性能、加速性能を共通の動力性能モデル、同じ車輌諸元データから予測できるシステムを構築した。加速性能予測計算では、陰解法中に区分線型関数を用いて、クラッチの摩擦による動力伝達を表現し、安定的な解が得られるようになった。また、燃費性能予測計算では、トルクコンバータの逆算式を構築し、短時間での予測計算が可能になった。その結果、燃費性能、加速性能を同時に予測し、目標性能を達成する車輌諸元の予測ができるようになった。
Honda R&D Technical Review Vol.7 収録 (79 - 86)