シビック用新PGM-FI ECUの開発

要旨

’91年9月に発表したNew Civicには、低燃費と高出力を両立させたVTECエンジン群が搭載され、これらのエンジン制御用として、小型・高機能で、リーンバーン制御に対応した電子制御ユニットを開発した。本稿では、まずこれらの制御ユニットを小型化する為に採用した両面実装の信頼性向上技術について述べる。この中で、接続信頼性については、半田の耐久劣化をEPMA法による耐久前後のPb粒子径で評価する手法を提案している。次に、エンジンのA/F値を12から22までの広範囲にわたり制御することにより、大幅な燃費向上を実現したVTEC-Eエンジンに適用されたLean Air Fuel Ratioセンサと、センサアンプ及び広帯域・空燃比コントロール・システムの動作原理と概要について述べる。

参考文献

  1. (1) K. Inoue et al. : A high power, wide torque, efficient engine with a newly developed variable valve lift and timing mechanism,SAE Paper 890675 (1989)
  2. (2) 三浦ほか:可変機構を用いたガソリンエンジンの高効率化について,自動車技術、Vol.45 No.8 (1991)
  3. (3) 松重ほか:加速寿命試験の考え方と実施例,第21回信頼性・保全性シンポジウム発表報文集P.243-248 (1991)
  4. (4) 影山ほか:マイクロソルダリング用はんだペーストの検討 その4,電子情報通信学会春季全国大会 (1988)
  5. (5) 井口:リーンバーンによる効率向上の現状と課題,自動車技術、Vol.45 No.8 (1991)
  6. (6) 岡野ほか:希薄燃焼エンジンの開発,自動車技術会学術講演会前刷集911032 P.131-138 (1991)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.4 収録 (32 - 40)

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引用情報

川合 誠, 藤村 章, 前田 進, 水尾 直彦, 松浦 正典, 大野 恒夫.
シビック用新PGM-FI ECUの開発
Honda R&D Technical Review Vol.4 pp.(32 - 40)1992.
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