伝達効率の向上を目的としてトランスミッションギヤ用のダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングを開発した.カーボンスパッタ法を用いることで,表層硬さの向上と皮膜内の界面形成を抑制して,高面圧下での耐久性を改善した.本DLCはシフトギヤ,ファイナルギヤ,ベベルギヤに適用し,フリクションの低減に寄与するとともにレギュレーションで定める4レースイベント連続使用を可能とする信頼性を確保した.
Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) 収録 (266 - 268)