溶接部位の強度を保証しつつ最大限に中空化するバルブ仕様を確立し4.4 gの軽量化を達成,レースへ適用した.さらにチタンバルブに冷媒を封入する高品質耐酸化プロセスを確立し,バルブ高温部を100 ℃以上冷却する技術を開発した.冷却効果により中空部の拡大が可能となり,吸気バルブで4.8 g,排気バルブでも4.6 gの軽量化を進めた.実機2レースイベント耐久試験は終了したが,吸気バルブは冷媒の熱交換影響による出力低下が発生し,排気バルブも一部耐久性の課題が残った.
Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) 収録 (247 - 249)