F1空力開発の大部分はダウンフォースまたは揚抗比を目的関数とした最適化であり,風洞とCFDを用い開発と効果実証をおこなうことである.本稿では,その最適化を進めるための開発手法として,風洞,CFDなどの空力開発ツールと,それらを用いた従来の開発指標を紹介する.また,新たに確立したタイヤ変形の空力荷重への影響解析や減速時の空力過渡特性解析などの開発指標とともに,そこで得られた流れに関する知見も紹介する.
Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) 収録 (134 - 143)