F1-Honda製ギヤの開発

要旨

軽量,コンパクト化と信頼性を両立した自社製ギヤの開発をおこなった.継続的な短期開発を実現するために,FEM解析を活用したギヤ諸元設定技術の構築と,FEM解析の基礎となるS-N曲線を元にした寿命予測手法を確立した.また,実走テストで散発したギヤ破損のプロセスをギヤの塑性変形を指標として,高負荷,短寿命のレース用に特化した軽量ギヤの評価手法も確立した.これらにより軽量化,コンパクト化,高信頼性を達成し,2003年よりレースに適用しレースでのトラブルゼロを達成した.また,パワートレイン性能向上のためにすべてのギヤ歯面にレース使用条件に適したDiamond like carbon(DLC)コーティングを適用し,97.0%の伝達効率を達成した.2007年から順次適用した.

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) 収録 (118 - 122)

論文PDF

PDF 246KB

引用情報

小西 康一, 野島 浩明, 長沼 輝興, 木村 宙.
F1-Honda製ギヤの開発
Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) pp.(118 - 122)2009.
引用情報をコピー
コピーしました