第3期Honda F1エンジン開発の解説

要旨

第3期F1エンジン開発は,高出力化対応として,吸気効率の向上や可動部品の軽量化などのエンジン高回転化技術開発をおこなってきた.2007年以降は,最高エンジン回転数やエンジン本体の開発が規制され,吸気および排気部品の圧力波による動的効果を利用した出力向上に開発を集中した.2008年からはトラクションコントロールが禁止されたため,ドライバビリティ改善を含め,いかにラップタイムを短縮するかという指標におけるエンジンハード開発に移行した.また,エンジンのロングマイレッジ化や材料規制への対応,サーキット走行での使われ方の変化に対し,耐久モードの細分化と結果のフィードバックをおこない,耐久信頼性との両立を達成した.本稿では,ラップタイム評価手法とツール等の技術紹介を加えつつ,上記のエンジン進化について述べる.

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Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) 収録 (36 - 41)

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引用情報

近藤 基芳, 本橋 康弘, 荻山 一志, 遠藤 一, 中村 聡, 柳澤 長生.
第3期Honda F1エンジン開発の解説
Honda R&D Technical Review F1 Special (The third Era Activities) pp.(36 - 41)2009.
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