新世代リアルオープンスポーツS2000用新型2L DOHCエンジンの開発においては,高回転かつ軽量,コンパクト化の目標達成のために,新型のバルブロッカアームの開発が必要であった.新型ロッカアームはカムフォロアにローラベアリングを適用し,可変バルブリフト・タイミング機構(VTEC)をローラベアリング軸に内蔵(同軸化)させたことを特徴とするもので,ロッカアーム素材の製法にニアネットシェイプな金属射出成形法を適用することにより,量産化を可能にした.これによりエンジン回転限界9000rpmという高回転化が実現できた.
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 収録 (157 - 164)