要旨
従来,CNG,LPGなどのガス燃料使用下においては,バルブシートの摩耗が大きく,ガソリンエンジン並みの耐摩耗性を持たせることは困難であった.そこで,ガス燃料使用下におけるバルブシートの摩耗メカニズムを解析し合金設計を行った.マトリックスの合金化を図ると共に硬質粒子に自己潤滑効果を有する,Co-Mo-Cr系を採用した.また,耐摩耗性と相反する被削性の向上を図るため,MnSを添加した焼結合金製バルブシート材を開発した.その結果,ガソリンエンジンと同等の耐摩耗性を得ることができた.
参考文献
- 1) Fujiki A., Kano M.: New PM Valve Seat Insert Materials for High Performance Engines, SAE Paper 920570
- 2) 新井,村石:ホンダ圧縮天然ガス専用乗用車,HONDA R&D Technical Review, Vol.9, P.17-24 (1997)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 収録 (149 - 156)
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引用情報
佐藤 克明, 緑川 輝明, 山崎 安弘, 高橋 輝夫.
ガス燃料エンジン用バルブシート材の開発
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 pp.(149 - 156)1999.
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