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可視化技術を用いたピストントップリングのハーフスティック現象解析

要旨

エンジンの燃焼室内に堆積したカーボンデポジット(CCD:Combustion Chamber Deposits)によるピストントップリングハーフスティック現象について可視化技術を利用して、その現象とカーボン排出状況を定量的に把握できる解析手法を新たに開発した。この手法により、従来、解析が困難であったトップリングの合い口隙間が変動する“間欠縮小現象”とリング外周の“油膜ぎれ”によるハーフスティック状態を明らかにした。さらに、トップリングのCCD排出機能とハーフスティックの発生には相関性があり、トップリングのねじれ角を小さく、実サイドクリアランスを大きくすることでCCD排出機能が良好となり、ハーフスティックを改善できた。

参考文献

  1. 1) 内田 片野「縦置直列5気筒エンジンの騒音振動低減技術」、HONDA R&D Technical Review、Vol.2 (1990)、pp.14-25
  2. 2) 村上 篠原 永井 亀田「96モデル レジェンドエンジンの振動騒音性能の向上について」、HONDA R&D Technical Review、Vol.8 (1996)、pp.46-55
  3. 3) 明本 丸谷 吉田 小林 杉原、「ピストン打音に与えるピストントップリングの影響」、自技会 学術講演会前刷集、No.955 (1995)、pp.109-112

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.10 収録 (90 - 97)

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引用情報

明本 禧洙, 丸谷 武志, 杉原 弘幸, 小林 弘幸.
可視化技術を用いたピストントップリングのハーフスティック現象解析
Honda R&D Technical Review Vol.10 pp.(90 - 97)1998.
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