1996年のWorld solar challengeのために開発した新型「ドリーム」は数々の新機構・新技術を採用している。本稿ではこの中で、軽量、低損失で、成形性に優れるソーラセル(太陽電池)モジュールの概要について解説する。基材は、耐衝撃性、加工性がよく透明性もあるポリカーボネイトとし、光の反射によるエネルギー損失を低減するため、反射防止膜を施した。この結果、’93年型「ドリーム」に比べ、14%の軽量化と、エネルギー損失を3/4に低減することができた。
Honda R&D Technical Review Vol.10 収録 (17 - 23)