刈り払い機に代表される2ストロークが主流のハンドヘルド作業機用エンジンとして、2ストロークエンジンと同等の自在傾斜使用が可能な4ストロークエンジンの開発を行い、これを達成した。これらを達成する代表的な技術として、①潤滑システム構築による360°傾斜運転可能化技術。②薄肉一体構造シリンダなどによる軽量化技術。③中低速トルクと10,000rpm 以上での常用回転を両立させる高出力高回転化技術。などがある。その結果、2ストロークエンジンと同等の取り回し易さおよび同等以上の仕事力を達成した。さらに、始動信頼性および排気エミッションの大幅改善、ランニングコストの半減化が得られた。
Honda R&D Technical Review Vol.9 収録 (44 - 50)