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樹脂フォーム材料による車体フレーム軽量化の試み

要旨

車体のサイドフレームが前面衝突時に圧縮変形する時の吸収エネルギーに着目し,ウレタンフォームを充填することで,車体フレームのエネルギー吸収効率を向上し,軽量化を図った.具体的には,車体フレームに対して吸収エネルギーと曲げ剛性を維持した上で,ウレタンフォーム充填および断面構造の変更により,30%程度の軽量化が可能であるということが分かった.同時に樹脂フォーム材料を充填した軽量車体フレーム構造検討を可能とするCAE技術の構築にも取り組んだ.具体的には,アルミニウムパイプ(シェル要素)にウレタンフォーム(ソリッド要素)を充填したハイブリッドフレーム単体で,50%以上の圧縮変形において,実験とCAEの吸収エネルギーの差が10%程度にシミュレートできた.

参考文献

  1. (1)石田恭聡,深堀貢,花川勝則,田中英昭,松田健二:樹脂充填によるボディーフレーム強化技術の開発,自動車技術会,学術講演会前刷集,No.7, p.21-24 (2000)
  2. (2)今井嘉夫:硬質ポリウレタンフォーム,ポリウレタンフォーム,京都,高分子刊行会,1987, p.79-91
  3. (3)Jamil M. Alwan, Chi-Chin Wu, Clifford C. Chou: Effect of Polyurethane Foam on the Energy Management of Structural Components, SAE Paper 2000-01-0052

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.14 No.1 収録 (157 - 162)

論文PDF

PDF 214KB

引用情報

利光 康, 薗田 晃史.
樹脂フォーム材料による車体フレーム軽量化の試み
Honda R&D Technical Review Vol.14 No.1 pp.(157 - 162)2002.
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