Nd系希土類焼結磁石の強度評価手法

要旨

Nd系希土類焼結磁石の組織に起因する特有の強度特性を評価するためにワイブル理論の適用を検討した.ワイブル理論の適合性の判断は,ワイブル分布との相関とサイズが大きくなるほど強度が低下するというサイズ効果により検証した.ワイブル分布との相関については抗折強度のワイブルプロットの近似曲線が高い相関を示すことが検証できた.また,サイズ効果については応力分布により決まる有効体積と破壊応力が一定の関係になることが検証できた.この結果,この磁石の強度にはワイブル理論が適合すると判断した.さらに,実際のモータのロータに組み込んだ磁石の強度についても検証を行い,この理論の適用が可能であることを実証した.

参考文献

  1. (1)松尾陽太郎:セラミックスの寿命と破壊,東京,内田老鶴圃,1992, 120p.
  2. (2)阿部弘 他:エンジニアリングセラミックス,東京,技報堂,1998, 164p.

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.13 No.2 収録 (225 - 230)

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引用情報

梛木 孝昭, 喜多 晃義.
Nd系希土類焼結磁石の強度評価手法
Honda R&D Technical Review Vol.13 No.2 pp.(225 - 230)2001.
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