ブレーキジャダ低減のためには振動の共振系として大きな影響があるサスペンション動特性の適正化が必要となる.サスペンションのコンポーネントモデルを用いて,その振動モードと周波数特性を算出することにより,主要要因であるサスペンションジオメトリ,ブッシュ特性,部品重量等の影響について,シミュレーションによって比較検討した.その結果,計算による予測値と実測結果が良好に一致し,ブレーキジャダ低減にコンプライアンスステアが重要な役割を果していることが確認できた.
Honda R&D Technical Review Vol.13 No.1 収録 (99 - 104)