汎用V型2気筒エンジン「GCV530/520」の開発

要旨

乗用芝刈り機搭載用としての90°V型2気筒OHCバーチカルエンジンを開発した.V型2気筒の基本構造とアルミニウム焼結合金コネクティングロッドの採用により,シリンダ間オフセット寸法の短縮と往復部重量の軽量化が可能となり,振動レベルを単気筒従来機に対し50%低減した.騒音レベルも,タイミングベルト内蔵型OHC構造,樹脂カムプーリ,ターボ型クーリングファン等を採用することにより,単気筒従来機に対し4dB低減した.また,コストを低減するため,シリンダヘッドとシリンダの一体型化,#1/#2シリンダの部品共用化,サブアッセンブリ化が可能な部品構成による組立性向上を図った.同クラス単気筒エンジンと同等のサイズ・価格で振動騒音の低減が達成され,市場競争力の強い製品が完成した.

参考文献

  1. (1) 鈴木卓,北條宏,井上聡,森山浩,藤永陽治:タイミングベルト内蔵型汎用OHCエンジンの開発,HONDA R&D Technical Review vol.10, p.122-127 (1998)
  2. (2) 川瀬祥司,浦田秀夫,石島善三,四方英雄:アルミニウム焼結合金コネクティングロッドの開発,HONDA R&D Technical Review vol.9, p.197-205 (1997)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.12 No.2 収録 (23 - 28)

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引用情報

篠田 明久, 森山 浩, 鈴木 卓, 田端 豊.
汎用V型2気筒エンジン「GCV530/520」の開発
Honda R&D Technical Review Vol.12 No.2 pp.(23 - 28)2000.
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