要旨
超低燃費ハイブリッドカー「インサイト」の補助駆動用として,軽量・高効率の薄型DCブラシレスモータを開発した.本モータは,エンジンとトランスミッションの間に挟む配置構造上の制約を薄型化することで克服している.薄型化は,分割ステータでの突極集中巻きと集中配電バスリングで達成した.これらの技術の採用により,電磁気回路部分の幅をわずか60mmとしながらも,最大トルク83.3N-m,最高出力10kWの性能を実現した.またモータはその配置からクラッチ室と同等の水および塵あいにさらされるため,チャンバ構造とラビリンス構造を併用したドレイン,およびステータカバーと回転センサディスクによる異物侵入防止構造で耐環境性を満足するモータとした.
参考文献
- (1) 福尾幸一,藤村 章,斉藤政昭,角田和彦,瀧口士郎:超低燃費ハイブリッドカー「インサイト」の開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.11, No.2, p.1-8 (1999)
- (2) 落合志信,内堀憲治,原一広,鶴見隆史,鈴木実:ハイブリッドカー「インサイト」用モータアシストシステムの開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.12, No.1, p.7-14 (2000)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.12 No.1 収録 (15 - 20)
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引用情報
嶋田 明吉, 小川 博久, 中島 稔, 島田 裕央.
ハイブリッドカー「インサイト」用薄型DCブラシレスモータの開発
Honda R&D Technical Review Vol.12 No.1 pp.(15 - 20)2000.
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