Honda FCX搭載の次世代燃料電池スタック

要旨

Honda FCX搭載の次世代燃料電池スタックとして,水素イオン伝導性に優れるアロマティック電解質膜と導電性・熱伝導性に優れ気密性が高いシール一体金属プレスセパレータ,更に金属セパレータのバネ性を利用したシンプルなスタック構造という独自の発想と新技術により,従来比約2倍の小型・高出力化と- 20℃から+ 95℃までの発電を可能にした.Honda FCXにおける燃料電池システム全体のレイアウトでは,スタックの2基小型分割という特徴を生かして加湿ユニットを一体モジュール構造としたことで,コンパクトな燃料電池システムを実現した.スタックの発電効率の向上によりエネルギー効率も従来モデルに比べて向上した.

参考文献

  1. (1)鴻村隆:本田における燃料電池開発の現状と最適化手法,電気化学セミナー1,p.135-142(2000)
  2. (2)守谷隆史:ホンダにおける燃料電池自動車の開発,電気化学セミナー1,p.139-144(2002)
  3. (3)竹中啓恭:原理と電極反応,燃料電池技術とその応用,テクノシステム,p.91(2000)
  4. (4)小川隆行,木村顕一郎,内堀憲治,藤本幸人,清水潔:燃料電池乗用車Honda FCX 用パワートレインの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.15, No.1, p.7-12

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.17 No.2 収録 (8 - 13)

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引用情報

井ノ上 雅次郎, 斉藤 信広, 内堀 憲治.
Honda FCX搭載の次世代燃料電池スタック
Honda R&D Technical Review Vol.17 No.2 pp.(8 - 13)2005.
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