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フューエルタンク燃料揺動音予測技術の研究

要旨

フューエルタンク内の燃料が車両の加減速によって揺動するときに発生する騒音(燃料揺動音)を予測する技術の開発に,シミュレーションと実験的手法の両面から取り組んだ.まず,台上で燃料の入ったタンクに加減速Gを与えて揺動音を発生させる実験をおこない,音発生に相関の深い物理パラメータの抽出を試みた.次に動的陽解法による有限要素解析によりタンク内液面の挙動を再現し,実験の結果得られた物理パラメータが揺動音予測に有用であるかを検討した.実験において揺動音発生は,燃料がタンク内壁を局所的に強く叩くことによって壁面が振動する現象であることがわかり,このときに発生するタンク内壁面の急激な圧力上昇を予測すれば,揺動音の発生を予測できることがわかった.コンピュータシミュレーションと実験を比較した結果,実験にて観察された急激な圧力上昇が,シミュレーションでも精度よく再現されていることがわかり,燃料揺動音の発生を予測することが可能になった.

参考文献

  1. (1)Kamiya,K.,Yoshida,Y.,deVries,E.: Simulation studies of sloshing in a Fuel Tank, SAE Paper 2002-01-0574
  2. (2)神谷幸司,鈴木健太郎:フューエルタンク内液流動の可視化とノイズの推定,MSC.Softwareソリューションフォーラム2000 論文集
  3. (3)MSC. Dytran USER’S MANUAL Version4.7, MSC. Software, p.100-106(1999)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 収録 (94 - 99)

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引用情報

若生 徹.
フューエルタンク燃料揺動音予測技術の研究
Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 pp.(94 - 99)2005.
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