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二輪車用スマートカードキーシステムの開発

要旨

二輪車に適した利便性と防盗性を両立させた二輪車用のスマートカードキーシステム(双方向電波通信式キーシステム)を世界ではじめて開発した.メインスイッチ,シート,コンソールボックスをワンプッシュで解錠できるシステム構成とした.メインスイッチを従来の差込キー式からノブ式に変更し,ノブ内部にトルクリミッタ機構を内蔵し,過大トルク入力時にシリンダを保護する構造とした.また,駐車時屋内の通信範囲内にスマートカードキーをおいた場合にメインスイッチノブの解錠とエンジン始動が可能であるため,スマートカードキーに通信ON/OFFスイッチを搭載し,通信機能を任意に停止できるようにした.ユーザの使い勝手から解施錠範囲を決定し,1本のLow frequency(LF)送信アンテナでカバーできる通信仕様及び取り付けレイアウトとした.車両の電装品から発生するノイズや環境ノイズが通信に及ぼす影響に関して要因と解析手法を明確にした.

参考文献

  1. (1)松尾優:電波技術ハンドブック,東京,日刊工業新聞社,1988, 508p
  2. (2)仁田修一ほか:環境電磁ノイズハンドブック,東京,朝倉出版,1999, 605p

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 収録 (36 - 41)

論文PDF

PDF 577KB

引用情報

今野 健志, 小野塚 正, 山下 誠一.
二輪車用スマートカードキーシステムの開発
Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 pp.(36 - 41)2005.
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