要旨
本論文は,V6エンジン気筒休止に伴う1.5次振動増加を吸収するアクティブコントロールエンジンマウント(Active Control engine Mount,以下ACM)の,パッシブ特性と制御入力検討に必要となるACMモデルを提案する.従来の液封マウントモデルにアクチュエータ可動部の力学モデルを組み込み,二つの流体オリフィスによる共振を表現した.その結果,パッシブ特性,アクティブ特性ともに,単体特性を高い精度で表現可能なACMモデルを構築できた.さらに,このACMモデルを用いて,任意のエンジン振動入力に対し,サブフレーム伝達荷重をキャンセルするのに必要なアクチュエータ推力を求めることが可能となった.
参考文献
- (1)松岡英樹ほか:アクティブエンジンマウントの開発,Honda R&D Technical Review Vol.15, No.2, p.209-213 (2003)
- (2)C. R. Fuller ほか:Active Control of Vibration, ACADEMIC PRESS(1996)
- (3)酒井竜英ほか:エンジンマウントシステム開発におけるCAE展開,Japan Modal Analysis Conference, 8th Conf. (1994)
- (4)尾崎宏ほか:アクティブコントロールエンジンマウントの開発,自動車技術会,学術講演会前刷集983,p.141-144 JSAE 9833269(1998)
- (5)青木和重ほか:アクティブコントロールエンジンマウント(ACM)を用いたディーゼルエンジン搭載車の静粛性向上,自動車技術会,学術講演会前刷集983,p.133-136 JSAE 9833241(1998)
- (6)Y.W. Lee: Dynamic analysis and control of an active engine mount system, J Automobile Engineering, Vol.216, Part D(2002)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 収録 (201 - 204)
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引用情報
坂本 浩介, 酒井 竜英.
アクティブマウントシミュレーションモデルの構築
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 pp.(201 - 204)2004.
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