新型LIFE用i-DSI 2プラグエンジンの開発

要旨

新型ライフ用に開発した660cm3 3気筒エンジンは,環境性能,軽量コンパクト性および静粛性を追求するためエンジン基本骨格を刷新した.開発コンセプトは,実用運転域で優れたエンジンとすることであった.したがって,軽自動車で運転頻度の高い,高負荷・高回転に対応するため,ショートストローク骨格としフリクションを低減した.また,2点点火i-DSI急速燃焼により高圧縮比を可能とし,燃費,出力の改善をおこなった.以上の改良により,実用域のトルクを7%向上させ,モード燃費ではトップクラスの値を達成した.さらに,燃焼改善によるアイドル時の燃費向上,エミッション,振動,騒音の低減を図り,高品位なエンジンとした.

参考文献

  1. (1)中山幸夫,鈴木誠,岩田洋一,山野順司:2002年モデル「Fit」用1.3L 2プラグエンジンの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.13, No.2, p.43-52(2001)
  2. (2)林有登,櫻原一雄,高林徹,遠藤太郎:アコード/トルネオ用1.8L リーンバーンエンジンの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.10, p.52(1998)
  3. (3)松木正人,若城輝男,神山敏宏,佐藤利行,賀来嘉昭,神田正浩:ハイブリッドカー「Civic Hybrid」用パワートレインの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.14, No.1, p.43(2002)
  4. (4)荻原秀実:内燃機関用ピストンスカート部への個体潤滑剤付与技術とその効果,Honda R&D Technical Review, Vol.14, No.1, p.85-92(2002)
  5. (5)北川浩,三部敏宏,岡松和則,安井裕司:「ACCORD SULEV」用極超低エミッションシステム,Honda R&D Technical Review, Vol.12, No.2, p.37-44(2000)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 収録 (93 - 102)

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引用情報

和田 裕介, 大津 啓司, 成田 研之助, 篠原 利光.
新型LIFE用i-DSI 2プラグエンジンの開発
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 pp.(93 - 102)2004.
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