ラジエータ内部流れに基づく放熱特性解析

要旨

従来の二輪車用ラジエータは,前面形状が長方形の等管長ラジエータが使われることが多かった.最近,エンジンの高出力化に伴い,限られたスペースで高放熱量を得るため,前面形状が長方形でない任意形状のラジエータが増加してきている.このようなラジエータは冷却管長が各段によって異なるため,流速分布が不均一になるので長方形ラジエータに比べ放熱量予測が難しい.また,従来のラジエータの放熱特性解析は十分に行なわれていなかったので,放熱量の流量依存性は十分明確ではなかった.今回,3次元流れ計算と1次元伝熱計算を組み合わせることにより,任意形状ラジエータの放熱量を容易,かつ高精度に予測できる手法を構築した.

参考文献

  1. (1)大島竜也ほか:CFD による冷却性能予測手法の開発(第2報),自動車技術会,学術講演会前刷集No.109-01,20015412,p.13-16 (2001)
  2. (2)相原俊雄:伝熱工学,裳華房,1994
  3. (3)甲藤好郎:伝熱概論,養賢堂,1976

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.15 No.2 収録 (235 - 242)

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引用情報

渡部 尚, 岩田 正行.
ラジエータ内部流れに基づく放熱特性解析
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.2 pp.(235 - 242)2003.
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