要旨
3リッターV6可変シリンダエンジン搭載に伴う完成車の振動騒音対策技術としてアクティブコントロールエンジンマウントを開発した.本研究では,トルク変動により発生するエンジン振動に限定すれば,クランク回転変動からエンジン振動を推定できることに着目し,荷重や加速度などの専用センサを使用しないフィードフォワード制御アルゴリズムを構築した.アクチュエータは高応答で低発熱のリニアソレノイドタイプを専用開発し,液封マウント内部の加振板と独自の連結構造をとることにより信頼性を確立した.車両搭載による試験の結果,3気筒運転においても全筒運転と同等の振動騒音性能を得ることができた.
参考文献
- (1)C.R.Fuller ほか:Active Control of Vibration,ACADEMIC PRESS, (1996)
- (2)尾崎宏ほか:アクティブコントロールエンジンマウントの開発,自動車技術会,学術講演会前刷集983,p.141-144, (1998-5)
- (3)青木和重ほか:アクティブコントロールエンジンマウント(ACM)を用いたディーゼルエンジン搭載車の静粛性向上,自動車技術会,学術講演会前刷集983,p.133-136, (1998-5)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.2 収録 (209 - 214)
論文PDF
PDF 213KB
引用情報
松岡 英樹, 三笠 哲雄, 根本 浩臣.
アクティブエンジンマウントの開発
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.2 pp.(209 - 214)2003.
引用情報をコピー
コピーしました