要旨
バンパリサイクル材料を使用できる部品の適用範囲を拡大するため,部品ごとに必要となる材料物性の改良技術を構築した.検討した部品は,1)空力アンダカバー,2)サイドスペーサ,3)エバポレータケース,4)リアシェルフ,5)フロアカーペットの5部品で,それぞれに1)低分子量成分の添加による流動性改良,2)フィラとマトリクス樹脂の化学的に結合する成分の添加よる曲げ強度改良,3)高曲げ弾性率樹脂とフィラの添加による成形収縮率と曲げ弾性率改良,4)フィラの添加による曲げ弾性率改良,5)エラストマ系相溶化剤の添加による引張り伸び率改良,を行いバージン材料に対して同等のコストで成立する材料を開発した.
参考文献
- (1)井上健:バンパーリサイクルシステムの構築,HONDA R&D Technical Review, vol.7, p.170-178 (1995)
- (2)竹内淳ほか:回収材料をコアとするサンドイッチ成形プラスチックバンパの耐衝撃性の改良,HONDA R&D Technical Review, vol.8, p.186-193 (1996)
- (3)井手文雄:界面機能性,高分子表面改質,東京,近代編集,1987, p.229-243
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.1 収録 (227 - 232)
論文PDF
PDF 158KB
引用情報
平脇 聡志, 疋田 賢次, 上村 知行.
材料物性の改良によるバンパをリサイクルした材料の適用範囲拡大
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.1 pp.(227 - 232)2003.
引用情報をコピー
コピーしました