エンジン発電機の系統連系技術

要旨

「系統連系技術要件ガイドライン」に適合した電気出力1kWクラスのインバータユニットの開発に成功した.系統連系とは,コージェネレーションや太陽光発電・風力発電などの分散型電源を電力会社の電力線と接続することであり,そのためには分散型電源における需要家内事故(短絡,地絡,発電した電圧や周波数などの異常)や電力線側事故(停電,電圧や周波数の異常など)を検知し,電力系統側と分散型電源側,および電気負荷を保護する必要があるが,本ユニットは単独運転検出方式に受動,能動の2方式を併用するなどして,要件を満足している.電源ユニットの入力を2系統とすることにより,高調波総合ひずみ率を1%以下に抑え,良質な電気出力を実現している.また,系統連系インバータの効率は91%,コージェネレーションユニットとしての発電効率は20%を達成している.

参考文献

  1. (1)電気基準調査委員会:分散型電源系統連系技術指針,JEAG 9701(1993)
  2. (2)高石敏充,荒真人,戸川一宏:家庭用小型ジェネレーションユニットの紹介:Honda R&D Technical Review, Vol. 15, No. 1, p.53-58(2003)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.15 No.1 収録 (145 - 150)

論文PDF

PDF 222KB

引用情報

小谷 善明, 新荻 義久, 中田 泰弘, 中川 義徳.
エンジン発電機の系統連系技術
Honda R&D Technical Review Vol.15 No.1 pp.(145 - 150)2003.
引用情報をコピー
コピーしました