要旨
車両運転中のドライバ視界の死角を削減するため,斜め前方の視界を向上させるフロントピラーを開発した.まず,フロントウィンドウ及びサイドウィンドウにまたがる景色の動きを連続的に,かつ違和感が無く見ることができるフロントピラーの幅を人の生理的側面と心理的側面から解明した.その上で,必要な車体性能を維持したまま,目標とするピラー幅を達成するため,超高張力鋼管のハイドロ成形部材を主要骨格とし,インダイレクトスポット溶接およびアークレーザハイブリッド溶接を用いて車体骨格に組み込んだ新たなフロントピラー構造を開発した.
参考文献
- (1)木下有司:死角の無いフロントピラー構造の開発,自動車技術会学術講演会前刷集,No.1-07, p.1-3(2007)
- (2)政令第320号,道路構造令,第15条
- (3)松宮一道:両眼視野闘争研究の進展,VISION, Vol.14, No.4, p.151-164(2002)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.20 No.2 収録 (106 - 113)
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引用情報
長谷川 芳春, 藤田 浩史, 遠藤 岳晴, 藤本 雅昭, 田辺 順也, 吉田 正樹.
視界向上フロントピラーの開発
Honda R&D Technical Review Vol.20 No.2 pp.(106 - 113)2008.
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