先進ブレーキを装備した二輪車を普及させるために「Honda ライディングシミュレータ」を活用することを考えた.従来のHondaライディングシミュレータの制動時の表現は従来のブレーキシステムを模したものであったことから,シミュレータの可動部によるピッチ動作と音響部によるタイヤスキール音に対し変更を加えることで実車の先進ブレーキの臨場感を体感できるものとした.また従来ブレーキと先進ブレーキの違いを容易に比較できる体験シナリオの設定をおこなった.2007 年東京モーターショーで体験試乗会を実施した結果,先進ブレーキの特徴が効率よくかつ安全に体験できることを確認した.
Honda R&D Technical Review Vol.20 No.2 収録 (82 - 87)