低VOCダストシーラの開発

要旨

自動車室内の空気質を改善するために,アセトアルデヒドとトルエンの揮発量が少ないダストシーラを開発した.このダストシーラは,従来の材料と比較して,アセトアルデヒド揮発量を90%以上,トルエン揮発量を45%以上削減することができた.配合原料としては,ベース樹脂にアクリル樹脂とウレタン樹脂を使用し,また,トルエンを含まない希釈剤を使用した.一方,製造方法としては,ダストシーラ各原料の製造過程からトルエンを全廃し,原料中にトルエンが残留することを防ぎ,また,ダストシーラ製造工場内でのトルエン含有溶剤の使用を禁止し,工場内の空気中のトルエン濃度を一定の基準値以下で管理した.

参考文献

  1. (1)車室内VOC(揮発性有機化合物)低減に対する自主取り組み,JAMAレポート,No.98(2005)
  2. (2)長谷川清,谷口正将:低VOCドアホールシール用シーラ材の開発,Honda R&D Technical Review, Vol.18, No.1, p.172-176
  3. (3)リサイクルの促進と廃棄物の低減をめざして,日本の自動車工業2006,社団法人日本自動車工業会,p.34-35

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.19 No.2 収録 (61 - 65)

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引用情報

鶴田 直樹.
低VOCダストシーラの開発
Honda R&D Technical Review Vol.19 No.2 pp.(61 - 65)2007.
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