要旨
内燃機関用ピストンスカート部への適用を目的とし,耐摩耗性の高い低フリクション表面処理技術を開発した.従来の低フリクションコート剤は,含有するモリブデン等の固体潤滑剤が,自己潤滑,摩耗,摩滅することで低フリクションを実現するため,長時間にわたる性能効果の維持は期待できなかった.本技術は,オイル吸着効果を有する高強度被膜により,従来比約5倍に耐摩耗性を向上しつつ,約40%のフリクションを低減するものである.また生産性においても,ピストンスプレー塗装技術を応用したものであり,特殊な生産設備等を必要とせず,材料置換だけで容易に切り替えが可能である.
参考文献
- (1)鈴木孝:環境のためのエンジン技術動向とトライボロジー,トライボロジスト,Vol.49, No.10, p.750(2004)
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- (9)栗原福次:高分子材料大百科,日刊工業新聞社,p.20(1999)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.19 No.1 収録 (94 - 99)
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引用情報
杉村 健太郎.
内燃機関用ピストン表面処理技術の開発
Honda R&D Technical Review Vol.19 No.1 pp.(94 - 99)2007.
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